2021年10月2週目PF状況
週間の概況
先週の米国市場は週前半は前週の流れからやや軟調でしたが、9月の消費者物価指数(CPI)が予想数値通りだったこと、9月FOMC議事録でのテーパリング議論が想定の範囲内だったこと、長期金利が1.5%台に落ち着いたことなどから堅調な動きとなりました。
週間ではNYダウ+1.58%、S&P500+1.82%、ナスダック+2.18%、ラッセル2000+1.63%と主要株価指数、小型株ラッセル共に揃って上昇となりました。
週間S&P500では金融を筆頭にハイテク、工業株、ヘルスケアなど堅調な銘柄が目立ちました。
週間PFの動き
《新規購入》
⚪︎エアテストシステムズ(AEHR)
新規購入(10/14)200株 @19.90ドル
追加購入(10/15)100株 @20.87ドル(平均@20.32ドル×300)
半導体テストおよび信頼性認定(バーンイン)製品の設計・製造・販売をしている機器メーカーです。
1977年に設立された同社はレガシー製品を縮小していく一方、5Gインフラストラクチャ、データセンター、EV、EV充電ステーションなど成長産業向けの製品に注力しています。
同社には50件以上の特許がパイプラインにある強力な知的財産ライブラリがあり、上図一部顧客リストにあるような世界の半導体メーカーの多くに供給しています。
ウェハレベルのバーンインテストツールがAppleによって使用されていることも知られており、資料にはTeslaモデル3での製品の使用も示されています。
9/23発表のQ1決算では売上前年比180%増でEPSとともにアナリスト予想を上回り、FY22売上ガイダンスを従来の2800万ドルから80%増の5000万ドルへ大幅に引き上げました。
株価は年初来736%上昇していますが時価総額はまだ5億ドルの小型銘柄です。
業績推移
日足
週足
⚪︎ペイパル(PYPL)
新規購入(10/14)20株 @266.00ドル
Squareと並ぶフィンテック界の雄を久々に購入しました。
長期的に成長が見込まれるフィンテック銘柄を調整時に買える機会は少ないので反転の兆候が見えてきたところでインしました。
業績推移
日足
週足
⚪︎ペリオンネットワーク(PERI)
新規購入(10/15)200株 @22.05ドル
オンライン広告ソリューションを提供するイスラエル企業です。
12月に8ドル台で購入し3月に20ドル手前で売却して以来久々の購入です。
以前は成長率より割安感で購入しましたが、いつの間にか割安高成長株になっていました。
今月4日にはイスラエルのビデオコンテンツおよびイールドマネジメントプラットフォームのVidazoo買収を発表しており、ビデオ広告ビジネスを更に加速させることが期待されています。
今月26日にQ3決算発表を予定しています。
業績推移
日足
週足
⚪︎タスクアス(TASK)
新規購入(10/15)50株 @63.59ドル
今年6月にIPOしたデジタルアウトソーシング企業です。
急成長しているテクノロジー企業やその他の企業にアウトソーシングされたカスタマーサービス、技術サポート、コンテンツのモデレーションなどを提供しています。
Facebook、DoorDash、Zoom、Netflix、Uber、Coinbace、Oscar他大手ハイテク企業との長期的なクライアントベースが維持されており、世界8ヶ国にまたがる18ヶ所で約27,500人の従業員を擁しています。
人材不足や人件費の高騰から今後も成長を期待できる有望企業と思われます。
業績推移
日足
週足
《追加購入》
⚪︎アファームホールディングス(AFRM)
追加購入(10/13)30株 @145.00ドル(平均@142.90ドル×50)
上場来高値を抜いてそのまま上昇してしまいそうな勢いだったので落ちるのを待てず買い増ししました。
⚪︎アテアファーマシューティカルズ(AVIR)
追加購入(10/14)20株 @40.47ドル(平均@36.70ドル×200)
キリの良い保有数にするため買い増ししました。
《売却》
⚪︎フロンティアグループホールディングス(ULCC)
全株売却(10/11)200株 @16.42ドル -56.62ドル(-1.70%)
買ったばかりですが、燃料費高騰が株価上昇の足枷になりそうだと思い直し売却しました。
⚪︎ビューティーヘルス(SKIN)
全株売却(10/11)200株 @24.70ドル -327.86ドル(-6.25%)
こちらも買ったばかりでいきなり大きく下げたので相性の悪さから全て売却しました。
⚪︎キャロンペトロリアム(CPE)
新規購入(10/11)50株 @60.50ドル
追加購入(10/12)50株 @58.50ドル
全株売却(10/12)100株 @55.80ドル -421.12ドル(-7.04%)
エネルギー株も買ってみましたが、タイミング悪く下げ始めたので売却しました。
⚪︎テクノロジー株ベア3倍ETF(TECS)
全株売却(10/13)1700株 @4.61ドル -360.57ドル(-4.42%)
金利が落ち着き雰囲気が良くなりつつあったのでハイテクのヘッジは切りました。
⚪︎パブメッド(PAVM)
全株売却(10/14)800株 @7.40ドル -39.55ドル(-0.67%)
期待されていた子会社LUCID(LUCD)のIPO当日でしたが、出尽くしで暴落というパターンも想定はしていたので下がり始めたところで思い切って全株処分しました。
ここから更に18%近く暴落しているので一瞬の判断で命拾いしました。
⚪︎トランスメディクス(TMDX)
全株売却(10/15)100株 @27.29ドル -274.23ドル(-9.17%)
急落から反転するかと思いきや更に下げ始めたので一旦全株売却しました。
⚪︎ドクシミティ(DOCS)
新規購入(10/13)100株 @74.75ドル
全株売却(10/15)100株 @73.22ドル -212.02ドル(-2.82%)
下降トレンドから抜けることを期待して購入しましたが弱かったので売却しました。
現時点のPF状況です。
週間対戦結果
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
10/11 |
-0.73% |
-0.77% |
-0.92% |
10/12 |
-0.20% |
-0.35% |
+1.84% |
10/13 |
+0.32% |
+0.80% |
+2.80% |
10/14 |
+1.68% |
+1.84% |
+0.61% |
10/15 |
+0.78% |
+0.63% |
-0.58% |
週間 |
+1.85% |
+2.15% |
+3.76% |
週明け月曜日はまた下落しましたが、火曜、水曜と大きく上昇し、後半は指数の強さと対照的に弱い感じでした。
徐々に相場の雰囲気が良くなってきたのでヘッジを切って少しずつ保有銘柄を増やしていってますが、強い銘柄はトコトン強く下落トレンドの銘柄はトコトン下げていきそうな感じがあります。
反発狙いの銘柄はもちろん上昇トレンドの銘柄も少し油断すると大きく落ちるので、含み益の少ない銘柄や新規イン銘柄は慎重に早め早めのロスカットをしています。
またもやUPSTとINMDの主力2銘柄に大きく助けられた週で、今月ほぼトントンまで回復しました。
売却は利確0ロスカット7、年初来通算は利確105ロスカット132となり、年初来確定益は15416ドルになっています。
年初来の騰落率はVOO+19.27%、QQQ+17.59%、マイPF+27.58%となりました。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇は
UPST+25.31%、INMD+18.15%、TASK+9.82%、AEHR+8.80%、PERI+4.26%、AFRM+3.92%、PYPL+3.19%、MSFT+3.17%、EH+2.67%、AAPL+1.36%、BIDU+0.95%の11銘柄、
下降は
SPXS-5.56%、CELH-5.52%、AVIR-1.95%の3銘柄でした。
先週の新高値銘柄はUPST,AFRMの2銘柄でした。
週間損益
米国株含み損益 |
+5506.66ドル |
米国株確定損益 |
-1691.97ドル |
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