2020年11月2週目トレードの記録
週間の概況
先週の米国市場は米大統領選の影響がようやく収まったと思ったら、ファイザー・バイオンテック連合によるコロナワクチンの治験結果が承認へ向け大きく前進したという報道で市場が大きく揺れました。
コロナ禍により大きな影響を受けている銘柄は猛烈に上昇し、一時的に長期金利が急上昇したことでハイテクグロース銘柄が大幅下落するといった現象が起きました。
実際にワクチン承認となった際にも同様のことが起きる可能性は十分ありそうです。
週間ではNYダウ+4.08%、S&P500+2.16%、ナスダック-0.55%と極端なセクターローテーションによりオールドエコノミー銘柄が優勢でハイテク等は軟調な銘柄が目立ちました。。
週間S&P500では上昇銘柄が多数ですが、一部グロース銘柄が集中的に売られています。
週間トレード記録
先週はロスカット祭りでしたが、コロナ後も継続して高成長が見込めそうな優良銘柄に少しずつシフトしつつ現金余力も少し作りました。
《購入銘柄》
⚪︎シーリミテッド(SE)
追加購入(11/10)5株 @156.85ドル(@160.66ドル×25)
11/17に決算発表が近づいているSEがワクチン相場に巻き込まれ大きく下落していたので有難く拾っておきました。
eコマース関連銘柄は好決算が多いので、東南アジア中心にeコマースとオンラインゲームで急成長中のこちらも超絶決算を期待しています。
△テクノロジー株ベア3倍ETF(TECS)
新規購入(11/11)200株 @11.10ドル
テクノロジーセクターの下落に3倍連動するレバレッジETFです。
レバレッジ銘柄でうまくいった試しがないので、ヘッジというよりもワクチン相場でハイテクが下落しないようお守り代わりにしばらく保有しときます。
⚪︎コルセアゲーミング(CRSR)
新規購入(11/12)100株 @28.18ドル
9月に上場したゲーム用のヘッドセットやキーボード、ゲーミングチェアやメモリ等のメーカーです。
11/10発表の初決算は売上・EPSともアナリスト予想を超え株価も上昇しましたが、翌日利益確定で下がっていたので5日移動平均線で購入しました。
売上は前年対比で+60.7%、EPSは予想0.26に対して0.54と大きく上回りました。
ゲーミングに特化したニッチな市場で売上を伸ばし既に黒字化してEPS成長も期待でき、上場以来右肩上がりのチャートにも注目です。
⚪︎JDドットコム(JD)
新規購入(11/13)10株 @89.50ドル
中国eコマースでアリババに次ぐ第2位のJDは11/16発表の決算を期待して購入しました。
先日eコマース第3位のピンデュオデュオ(PDD)も好決算で大幅上昇していたので、こちらも期待してます。
⚪︎エヌビディア(NVDA)
新規購入(11/13)2株 @528.00ドル
半導体銘柄は色々トレードしてますが、意外とNVDAは初購入でした。
50日移動平均線で購入できたので、11/18の決算で大幅上昇してくれれば長期銘柄として保有したいと思います。
《売却銘柄》
×ビッグコマース(BIGC)
全株売却(11/10)10株 @72.62ドル -79.34ドル(-9.89%)
×ペロトンインタラクティブ(PTON)
全株売却(11/10)10株 @97.05ドル -225.16ドル(-18.91%)
×オントラック(ORTK)
全株売却(11/10)20株 @54.43ドル -159.30ドル(-12.82%)
×スナップ(SNAP)
全株売却(11/10)25株 @39.33ドル -115.54ドル(-10.56%)
ワクチンのニュースで大きく下げた銘柄で含み損が大きくなった銘柄を次々とロスカットしました。
この4銘柄は保有期間も短く愛着も深くなかったのでバサバサ切りました。
△ズームビデオコミュニケーションズ(ZM)
追加購入(11/10)3株 @378.00ドル
部分売却(11/11)13株 @406.49ドル -146.66ドル(-3.50%)
ZMは今月末に決算を控えていることもあり、下落時に買い増しをしました。
が、やはりワクチン承認された際のリスクも考え一旦反発した際に10株だけ残して売却しました。
△テラドックヘルス(TDOC)
部分売却(11/11)20株 @182.00ドル -502.75ドル(-12.19%)
愛着もあり将来的な期待も高いTDOCですが一時20%近い含み損になっていたので、一旦の底値から反発した際にこちらも半分だけ売却しました。
×アリババグループ(BABA)
新規購入(11/10)5株 @268.00ドル
追加購入(11/12)5株 @268.00ドル
全株売却(11/13)10株 @259.06ドル -115.53ドル(-4.29%)
フィンテック子会社アントの上場中止や決算での売上ミスから大きく売られていたので拾ってみましたが、まだ底値模索中の感じで更に下がる気配があったので早めに撤退しました。
これほどの超優秀な企業でも中国政府の横槍で事業の方向性を変えられる可能性のある中国企業はやはりリスクが高いと思いました。
普通に考えれば倍以上の株価はあってもおかしくないと思いますが。。。
現時点のPF状況です。
FTCHがすっかり安心ゾーンに入ってます。
週間パフォーマンス
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
11/9 |
+1.25% |
-2.04% |
-7.60% |
11/10 |
-0.14% |
-1.79% |
-3.55% |
11/11 |
+0.71% |
+2.24% |
+4.56% |
11/12 |
-0.92% |
-0.47% |
+0.77% |
11/13 |
+1.36% |
+0.88% |
-0.29% |
週間 |
+2.26% |
-1.25% |
-6.38% |
先週は月火にコロナで伸びた銘柄を中心にハイテクグロースが叩き売られ、NYダウ銘柄を筆頭にオールドエコノミーやコロナ禍で苦境の銘柄が軒並み爆上げするワクチン相場となりました。
水木は一旦リバウンドとなりましたが、金曜は再びワクチン相場でした。
ほぼグロースで固めたマイPFは先月後半並みの直撃を受け、VOO、QQQに大きくアンダーパフォームする大幅下落となりました。
年初来の騰落率はVOO+11.23%、QQQ+36.84%、マイPF+21.72%となっています。
前週打倒QQQに向け再スタートを切ったと思ったのも束の間の再失速です。
ドル建て資産評価額は年初来247.15%となりました。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇はCRSR+7.75%、FTCH+7.51%、WMT+3.27%、AAPL+0.48%の4銘柄、
下降はZM-19.30%、VEEV-11.57%、TDOC-11.19%、NVDA-8.69%、EXPI-7.73%、TSLA-4.99%、MSFT-3.22%、SE-2.86%、JD-0.44%の9銘柄でした。
先週の新高値はCRSR、FTCHの2銘柄でした。
今週はEXPIとFTCHの決算発表があり、いずれも好決算で安心しました。
・EXPIは11/9にQ3決算を発表し、
売上高5.64億ドル(予想3.96億ドル)、EPS0.2ドル(予想0.07ドル)
売上高成長率は前年比+99.9%、前期比+59.5%、営業CFは前年比+188%、
プラットフォーム利用エージェント及ブローカー数は前年比+56%、
Q4以降も収益成長とエージェント増の勢いは継続すると予想されます。
・FTCHは11/12にQ3決算を発表し、
売上高4.38億ドル(予想3.7億ドル)、EPS-0.17ドル(予想-0.25ドル)
売上高成長率は前年比+71.3%、前期比+20%、GMVは前年比+62%
調整後EBITDAマージン-2.7%(前年同期-15.6%)へ大幅改善し4Qにはプラスになる予想です。
週間損益
米国株含み損益 |
-2778.84ドル |
米国株確定損益 |
-1344.28ドル |
日本株含み損益 |
+13,250円 |
iDeCo含み損益 |
+32,145円 |
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