イノクロの米国株投資

米国グロース株に全力投資で趣味兼資産形成を目指す記録です。

2021年10月4週目&決算&月間パフォ

週間の概況

先週の米国市場は個別ではかなりボラティリティの大きな銘柄が多い中、好決算銘柄を中心に堅調な週となり主要3指数は史上最高値を更新しました。

週間ではNYダウ+0.40%、S&P500+1.33%、ナスダック+2.71%、ラッセル2000+0.33%となりました。

 

週間S&P500ではセクター内でもややマチマチですがハイテクやヘルスケア、消費財などに上昇銘柄が目立ちます。金融や航空防衛関連は下落が目立ちます。

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週間PFの動き

 《新規購入》

⚪︎ユーロシーズESEA

新規購入(10/27)100株 @32.49ドル

コンテナ船を所有・運営するギリシャの船会社です。

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先月買ってすぐ手離した大手のグローバルシップリース(GSL)でも良かったのですが、いずれにしても地味な銘柄で出来高も少ないです。

ただ、業績好調で割安な銘柄を探すとどうしても引っ掛かってくるので一つくらい持っておくかという気になります。

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週足でみるとかなり上がってますが、それでも割安かと思います。

ただ、業績の波が大きい業界だからこその割安なので、急激に膨らんでいる需要がいつまで続くか読めないところはあります。

日足

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週足

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⚪︎マンデードットコムMNDY

新規購入(10/28)10株 @380.42ドル

6月にIPOしたチームマネジメントやプロジェクト管理、コミュニケーションなど複数の業務をクラウド上で統合管理するコラボレーションプラットフォーム「monday.com」を提供しているイスラエルの企業です。

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Microsoft365やSalesforce、Okta Identity  Cloudなど主要なクラウドサービスと標準で連携しており、一つのプラットフォーム上で業務の状況や関連する情報を統合管理することが可能となります。

高いカスタマイズ性や作業自動化機能他の豊富な機能があり、優れたUIによる高い操作性から企業の採用が急拡大しています。

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プロジェクト管理ツールとしてAsana(ASAN)やSmartsheet(SMAR)と競合し、Atlassian(TEAM)やWorkday(WDAY)と競合する部分もあります。

バリュエーション的には割高で損益もまだマイナスですが、企業のDX化は今後も益々加速していくものと思われ、今年急上昇中のASANよりもやや割安で成長性は遥かに高いことから中長期的に期待できる企業かと思われます。

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チャート的には急騰からの調整を経た後50MAに沿う形で右肩上がりとなっていて、高値をブレイクできればかなり期待できそうです。

日足

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週足

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 《追加購入》

なし

 

 

《売却銘柄》

⚪︎タスクアスTASK

全株売却(10/27)130株 @57.00ドル -843.05ドル(-10.24%

50MAを明確に割って戻りも弱いため一旦撤退しました。

 

⚪︎アファームホールディングスAFRM

一部売却(10/28)20株 @156.00ドル +190.19ドル(+6.53%

まだ損益マイナスな中BNPLブームがいつまで続くのか少し不安になったので後から買い増した分だけ売却しました。

 

⚪︎インフォマティカINFA

新規購入(10/27)100株 @28.80ドル

全株売却(10/29)100株 @29.28ドル +18.75ドル(+0.65%

27日にIPOして少し買いましたが、出来高少なく退屈な値動きだったので売却しました。

 

 

《決算発表》

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⚪︎ペリオンネットワークPERI) 10/26 Q3決算

売上高

予想 1億896万ドル(前年同期8,341万ドル)

→結果 1億2,100万ドル(前年同期比45.07%増)

EPS

予想 0.17ドル(前年同期0.21ドル)

→結果 0.40ドル(前年同期比90.48%増

ガイダンス

予想 FY21売上 4億3829万ドル

4億5,500万ドル~4億6,500万ドル(中値4億6000万ドル)

予想 FY22売上 5億5979万ドル

5億8,000万ドル~6億ドル(中値5億9000万ドル)

完全に成長モードに入っていることをあらためて感じさせる素晴らしい決算でした。

決算後30%上がりましたが、高成長企業としてはまだまだ割安だと思うので調整してくれれば買い増したいと思っています。

 

⚪︎インモードINMD) 10/26 Q3決算

売上高

予想 8,930万ドル(前年同期5,971万ドル)

→結果 9,418万ドル(前年同期比57.73%増)

EPS

予想 0.5ドル(前年同期0.31ドル)

→結果 0.55ドル(前年同期比77.42%増

ガイダンス

予想 FY21売上 3億4,100万ドル

3億4,300万~3億4,700万ドル(中値3億4500万ドル)

 予想 FY21EPS 1.86ドル

1.91~1.93ドル(中値1.92ドル)

四半期最高記録だった前期売上を8%近く上回り、今回もお約束の上方修正きました。

そして、新規ホルダーに優しく押し目をつけてからの新高値更新となりました。

昨年12月の再安購入価格からすでに4.7倍以上になっていますが、いつまでもホルダーでいたいと思える銘柄です。

 

⚪︎マイクロソフトMSFT) 10/26 Q1決算

売上高

予想 439.7億ドル(前年同期371.5億ドル)

→結果 453.2億ドル(前年同期比21.99%増)

EPS

予想 1.92ドル(前年同期1.82ドル)

→結果 2.27ドル(前年同期比24.73%増

ガイダンス

予想 Q2売上 489.2億ドル

501.5億~510.5億ドル(中値506億ドル)

今回も売上・EPS・ガイダンス全てにおいてコンセンサスをクリアしています。

各部門ともに順調で全く危なげない決算でした。

どのタイミングで買っても損をしそうにない王者銘柄です。

 

⚪︎アップルAAPL) 10/27 Q4決算

売上高

予想 848.5億ドル(前年同期647億ドル)

→結果 ×833.6億ドル(前年同期比28.84%増)

EPS

予想 1.24ドル(前年同期0.73ドル)

→結果 1.24ドル(前年同期比69.86%増)

ガイダンス 非開示

サプライチェーン混乱による供給制限からiPhoneやiPod等ウェアラブル機器の売上がコンセンサス予想に未達となりましたが、あくまで供給側の短期的な問題で需要が落ちたわけではないことから特に心配する必要はないと思っています。

逆に売上が届かなくてもしっかり利益を出すことができる巨人アップルの底力をあらためて見せつけたと感じました。

 

 

週間対戦結果

 

VOO

QQQ

マイPF

10/25

+0.52%

+1.02%

+3.01%

10/26

+0.10%

+0.31%

+0.54%

10/27

-0.43%

+0.23%

-2.81%

10/28

+0.98%

+1.11%

+3.88%

10/29

+0.18%

+0.49%

+1.50%

週間

+1.34%

+3.21%

+6.13%

先週は上下にボラティリティの大きな週でしたが、終わってみれば先週の爆損をほとんど取り戻す形となりました。

好決算銘柄を中心にナスダックや小型グロースが好調でした。

引き続き強い銘柄の順張りが有効な相場で下げ過ぎ狙いの逆張りはかなり危険な状況です。

ただ、どこかのタイミングで下げ過ぎた銘柄の強烈なリバウンドがくる予感はします。

 売却は利確2ロスカット1、年初来通算は利確107ロスカット138となり、年初来確定益は8975.51ドルになりました。

年初来の騰落率はVOO+22.83%、QQQ+23.07%、マイPF+26.24%となりました。

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保有銘柄の週間株価変動

上昇は

PERI+36.37%GAMB+19.53%INMD+12.14%AEHR+12.09%MSFT+7.26%AFRM+4.70%CELH+2.37%ESEA+2.16%AAPL+0.75%の9銘柄、

下降は

BIDU-8.67%EH-7.41%UPST-5.99%MNDY-1.96%の4銘柄でした。

今週の新高値銘柄はGAMBINMDMSFTAFRMCELHの5銘柄でした。

今週の52週高値銘柄はPERIAEHRの2銘柄でした。

 

 

 週間損益

米国株含み損益

-634.11ドル

米国株確定損益

+6656.97ドル

 

 

月間パフォーマンス

 

VOO

QQQ

マイPF

 

月間

年初来

月間

年初来

月間

年初来

1月

-1.02%

-1.02%

+0.26%

+0.26%

+39.66%

+39.66%

2月

+2.77%

+1.72%

-0.13%

+0.13%

+3.24%

+44.19%

3月

+4.21%

+6.00%

+1.59%

+1.72%

-8.55%

+31.87%

4月

+5.29%

+11.60%

+5.91%

+7.73%

-4.64%

+25.75%

5月

+0.67%

+12.35%

-1.20%

+6.44%

-7.28%

+16.59%

6月

+1.82%

+14.39%

+6.31%

+13.15%

+6.73%

+24.43%

7月

+2.54%

+17.30%

+2.70%

+16.20%

-6.69%

+16.11%

8月

+2.95%

+20.76%

+4.22%

+21.10%

+6.77%

+23.97%

9月

-4.98%

+14.75%

-5.79%

+14.09%

+3.01%

+27.70%

10月

+7.04%

+22.83%

+7.86%

+23.07%

-1.14%

+26.24%

10月はVOO、QQQともに7%台の大幅上昇した中、米国個別株ではマイナスで終わるという非常に稀有な結果となりました。

ツイッター上を眺めていると米国個別銘柄に投資されている方は大体10~20%程上昇している方が多い印象です。

9月がプラスで10月がマイナスというインデックスを無視した独自の動きとなっていますが、特に焦らず年末までに昨年並みのパフォーマンスで終われればいいかなという状況です。

ちなみに昨年は10月末時点の年初来パフォーマンス16.87%でしたが、11月と12月で大きく上昇したので今年も上昇ラリーがこのまま続いて欲しいと思っています。

  

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