2021年8月2週目PF状況
週間の概況
先週の米国市場は10日に1兆ドル規模のインフラ投資法案が上院で可決したことによる景気回復への期待からNYダウとS&P500が史上最高値を更新しました。
週間ではNYダウ+0.87%、S&P500+0.71%、ナスダック-0.09%、ラッセル2000-1.10%となりました。
週間S&P500では金融・生活必需品・通信・公益セクターが上昇、決済系や半導体などは軟調でした。
週間PFの動き
《新規購入》
なし
《追加購入》
⚪︎グロージェネレーション(GRWG)
追加購入(8/12)180株 @35.51ドル(平均@39.65ドル×375)
株価は年初来で全く上がっていない上に決算も特に問題ないと思えましたが、保守的なガイダンスによる成長率の鈍化ということからか大幅下落したのでナンピン購入したところ、更に大幅下落中で大幅含み損です。
チャート的には年初来安値を更新してかなり厳しい状況ですが、業績的には右肩上がりなのでメンタルとの戦いになりそうです。
《売却》
⚪︎フリーダムホールディングス(FRHC)
全株売却(8/12)100株 @64.07ドル -338.52ドル(-5.03%)
8/8にひっそりと決算発表して売上前年比120%増ながら前期比微減でEPSは予想を上回りました。
株価は当日だけ上昇しましたが、やはり情報が少な過ぎて数字以外の判断ができないため売却しました。
⚪︎アップスタートホールディングス(UPST)
一部売却(8/13)20株 @204ドル +1557.13ドル(+62.22%)
超絶決算発表から連日爆上げで目先目標にしていた200ドルを一気に突破したので一部利確しました。
残り30株は恩株化してるので様子見、下がれば買い増しで考えています。
とは言え、50ドル台で買った100株を持ち続けていた方が遥かに利益は多かったので、ボラに耐えられれば余計なトレードせずガチホが結果的には正解でした。
《決算発表》(Seeking Alphaより)
⚪︎アップスタートホールディングス(UPST) 8/10 Q2決算
・売上高
予想 1億5775万ドル(前年同期1735万ドル)
→結果 ◎ 1億9395万ドル(前年同期比1018%増)
・EPS
予想 0.25ドル(前年同期-0.25ドル)
→結果 ◎ 0.62ドル(前年同期比348%増)
・ガイダンス
FY21Q3売上 予想1憶6164万ドル
→上方修正 ◎ 2億500万~2億1500万ドル(中値2億1000万ドル)
FY21通期売上 予想6億112万ドル
→上方修正 ◎ 7億500万ドル
個人向けAI貸付プラットフォームを金融機関に提供して貸付金額や貸付残高から手数料収入を得るビジネスモデルを展開しているフィンテック企業です。
前期、前々期と好決算で株価暴騰しているのでかなりハードルの高い決算でしたが、期待の更に上をいく超絶決算でした。
売上・EPS・ガイダンス全てにおいてコンセンサスを大きく上回る内容でした。
FY21のガイダンスは既存の無担保個人ローンの拡大によるものでオートローンはまだほとんど影響を与えていませんが、FY22以降は無担保個人ローンの6倍の市場規模を持つオートローンの実績が反映されてくると思われるためまだまだ楽しみはこれからかと思います。
⚪︎セルシウスホールディングス(CELH) 8/12 Q2決算
・売上高
予想 5347万ドル(前年同期3004万ドル)
→結果 ◎ 6507万ドル(前年同期比116.6%増)
・EPS
予想 0.02ドル(前年同期0.02ドル)
→結果 ◎ 0.05ドル(前年同期比150%増)
・ガイダンス
なし
健康志向の消費者向けにエネルギードリンクを開発、製造、販売している飲料メーカーです。
売上の80%以上を占める米国内売上高は前年比157%増、海外売上高はCOVIDの影響が継続していることから25%増でした。
COVIDによる制限やアルミ缶不足などの影響を受けながらも、フィットネスチャネル、自動販売機、コンビニエンスチャネル、国内DSDネットワークなどあらゆる販売網の拡大で成長が加速し続けています。
⚪︎グロージェネレーション(GRWG) 8/12 Q2決算
・売上高
予想 1億1064万万ドル(前年同期4345万ドル)
→結果 ◎ 1億2589万ドル(前年同期比189.7%増)
・EPS
予想 0.1188ドル(前年同期0.06ドル)
→結果 × 0.11ドル(前年同期比83.3%増)
・ガイダンス
FY21通期売上 予想4億6201万ドル
→上方修正 ◎ 4億5500万〜4億7500万ドル(中値4億6500万ドル)
米国内で水耕栽培と園芸用品センターをチェーン展開している企業です。
EPSを0.0088ドルと微妙にコンセンサスを下回りましたが、売上は大きく上回り通期売上も上方修正しました。
既存店売上60%増、eコマース売上264%増、積極的な店舗買収により全体として前年比約2.9倍と売上急成長を持続しています。
店舗買収と新規出店によるトップライン拡大戦略と並行して自社ブランド商品の増加や販売効率の向上等でグロスマージン拡大戦略に注力しています。
東海岸の複数週での大麻認可の遅れ、COVIDとサプライチェーンの問題、新店舗建設の遅延、コンテナコストの上昇などを引き続き考慮してガイダンスは非常に保守的なものとしていることから上振れの可能性が高そうです。
⚪︎パブメッド(PAVM) 8/12 Q2決算
・売上高
予想 12.667万ドル(前年同期0ドル)
→結果 × 0ドル
・EPS
予想 -0.1ドル(前年同期-0.13ドル)
→結果 × 0.14ドル
・ガイダンス
なし
EsoGuardテストによる収益がQ3にずれ込んだことにより売上は0となり、EPSも予想を超える損失となりました。
各パイプラインは順調に進捗しているようですが、いずれにしても初期段階のため収益的にはまだまだ時間がかかると思われます。
長期枠で数年放置すれば大化けしそうな会社ですが、目先はスピンオフした子会社LusidDiagnosticsが計画しているIPOの動向が気になるところです。
現時点のPF状況です。
週間対戦結果
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
8/9 |
-0.10% |
+0.18% |
+1.54% |
8/10 |
+0.13% |
-0.51% |
-2.04% |
8/11 |
+0.24% |
-0.17% |
+0.89% |
8/12 |
+0.29% |
+0.36% |
-0.58% |
8/13 |
+0.20% |
+0.35% |
-2.57% |
週間 |
+0.76% |
+0.21% |
-2.80% |
先週はサプライズのない決算は激しく売られていました。
保有銘柄ではUPSTが連日高騰しましたが、GRWGやPAVMは大きく売られ、小型株全体も軟調だったことから週間では大きくマイナスでした。
売却は利確1ロスカット1、年初来通算は利確95ロスカット108となり、年初来確定益は24778ドルになりました。
年初来の騰落率はVOO+19.28%、QQQ+17.56%、マイPF+16.72%となりました。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇は
UPST+53.86%、AAPL+2.03%、MSFT+1.17%の3銘柄、
下降は
GRWG-25.63%、PAVM-20.03%、EOLS-8.30%、BIDU-7.19%、INMD-6.49%、TMDX-4.88%、EH-4.54%、CELH-4.08%、CSIQ-3.57%、MP-1.05%の10銘柄でした。
今週の新高値銘柄はUPST、MSFTの2銘柄でした。
週間損益
米国株含み損益 |
-3991.28ドル |
米国株確定損益 |
+1218.61ドル |
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