2021年3月1週目トレードの記録
週間の概況
先週の米国市場は週明け月曜日は反発しましたが、急激な長期金利の上昇からグロース株を中心に大きく下落しました。
FRB議長の談話に期待されましたが、中途半端な内容から株価下落を止めることはできませんでした。
週末の雇用統計発表で更に大きく下がった後ショートカバーで上昇するという乱高下で市場の混乱は継続しているように感じました。
本日、1.9兆ドル規模の追加経済対策が可決されたので、週明けは反発するかもしれませんが今の市場の雰囲気だと反応が予想しづらいです。
週間ではNYダウ+1.82%、S&P500+0.81%、ナスダック-2.06%と構成比率で明暗が分かれました。
週間S&P500では引き続き金融やエネルギーセクターなどオールドエコノミー銘柄が堅調でしたが、ハイテク・ヘルスケア・公益他幅広いセクターで軟調な銘柄が多くみられます。
週間トレード記録
今週の買いは戻る自信のある銘柄以外はほとんど週末までに売却しました。
《購入銘柄》
⚪︎アミリス(AMRS)
追加購入(3/3)400株 平均@18.625ドル (平均@16.90ドル×600)
一部売却(3/5)300株 @15.00ドル -591.98ドル(-11.68%)
合成生物学のリーディングカンパニーAmyrisは火曜日にQ4決算を発表しました。
売上高は前年比+96.8%、前期比+132.6%とEPS共にコンセンサス予想を上回りEBITDAがプラスとなりました。
FY21ガイダンスの売上高は4億ドル、EBITDAが通年でプラスとなる予想です。
決算を受け株価は窓をあけて跳ね上がったので翌日から少しづつ買い下がりましたが、地合いが悪化した週末に一旦半分だけポジションを落としました。
⚪︎アダプトヘルス(AHCO)
新規購入(3/4)100株 @32.25ドル
在宅医療機器と関連するサービスを提供するAdaptHealthは水曜日引け後に4Q決算を発表しました。
売上高は前年比+133%、前期比+22.5%でコンセンサス予想を7.83%上回りましたが、EPSは予想を下回りました。
同時に発表されたFY21ガイダンスでは、売上高21.8~23.5億ドル(前回予想20.5~22億ドル)へ上方修正し、コンセンサス予想21.5億ドルを大きく上回っています。
調整後EBITDAも5.1~5.5億ドル(前回予想4.8~5.15億ドル)へ同時に上方修正しています。
積極的な買収で事業を拡大し続けており、FY20通年ではトータル22社の買収を完了しています。
1月に購入したもののすぐに撤退し調整に入っていましたが、決算前には下の窓をようやく閉めました。
決算を受け大きく窓をあけて上昇しましたが地合いの影響もあり50日移動平均に跳ね返され元の位置まで戻ってきました。
ここからは底固いと思われるので地合いをみながら買い増していきたいと思います。
⚪︎エボラス(EOLS)
追加購入(3/5)100株 @11.00ドル (平均@11.79ドル×900)
急騰から調整後に再度急上昇していましたが、地合いの影響で再び調整しています。
個人的には地合いが回復すれば再び高値を目指すと思っています。
大きな窓が空いているので50日移動平均タッチくらいまで調整する可能性はあるかもしれませんが、下がれば買い増しのチャンスと捉えています。
⚪︎小型株ベア3倍ETF(TZA)
新規購入(3/5)200株 平均@39.43ドル
⚪︎テクノロジー株ベア3倍ETF(TECS)
新規購入(3/5)300株 平均@8.70ドル
あまりにも毎日資産が減り続けるので、昨年3月の暴落時にも購入しそこから相場が反転してロスカットしたという伝説のベアETFを久々出動させました。
少しずつ買っても全然反転しなかったので、とどめでガツンと買い寝たところ朝になって相場は大きく上昇していました!!!
そして、マイPFだけはほとんど上がらずマイナスのままでした。。。泣
《売却銘柄》
PFの資産とポジションを守るために、2週間程度の緊急事態宣言が必要なのではないかと考えています。
とりあえずPSRが高い銘柄を中心に一旦売却してバーゲンハンティングに参加できる余力を作っています。
⚪︎イーハンホールディングス(EH)
一部売却(3/1)100株 @53.00ドル +3112.32ドル(+143.71%)
一部売却(3/5)100株 @35.45ドル +1361.79ドル(+62.88%)
⚪︎ヤッラーグループ(YALA)
追加購入(3/2)100株 @23.50ドル
全株売却(3/4)200株 @20.50ドル -492.83ドル(-10.78%)
⚪︎ファーフェッチ(FTCH)
全株売却(3/3)100株 @59.36ドル +3057.26ドル(+107.30%)
⚪︎ニオ(NIO)
全株売却(3/3)50株 @44.00ドル -72.04ドル(-3.19%)
⚪︎エロスSTXグローバルコーポレーション(ESGC)
全株売却(3/3)1000株 @2.06ドル +40.40ドル(+2.01%)
⚪︎バイオナノジェノミクス(BNGO)
全株売却(3/4)200株 @8.00ドル +1401.13ドル(+733.81%)
⚪︎ジムインテグレーテッドシッピングサービシズ(ZIM)
全株売却(3/4)200株 @20.15ドル -260.99ドル(-6.11%)
⚪︎トランスメディックス(TMDX)
追加購入(3/3)120株 @38.42ドル
全株売却(3/5)300株 平均@29.68ドル -2366.69ドル(-21.07%)
⚪︎ハイレカー(HYRE)
追加購入(3/3)100株 @9.60ドル
全株売却(3/5)600株 平均@7.675ドル -1769.08ドル(-27.85%)
⚪︎ズームコミュニケーションズ(ZM)
新規購入(3/4)10株 @349.5ドル
全株売却(3/5)10株 @332.28ドル -205.95ドル(-5.86%)
現時点のPF状況です。
週間パフォーマンス
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
3/1 |
+2.44% |
+3.01% |
+6.06% |
3/2 |
-0.77% |
-1.60% |
+0.26% |
3/3 |
-1.32% |
-2.90% |
-5.75% |
3/4 |
-1.23% |
-1.64% |
-9.55% |
3/5 |
+1.83% |
+1.51% |
-3.50% |
週間 |
+0.89% |
-1.74% |
-12.53% |
主にグロース株ですがどうにもコロナショックを思い出す下げっぷりにちょっと金利を甘くみていたと反省です!
昨年も同じくコロナを甘く見て手痛い損失を食らったので、今回は今更ながらこれ以上資産を減らさないよう慎重モードに移行しました。
昨年はここからサーキットブレーカー多発を含む猛烈な下落がありましたが、さすがに今年はそういったパニック的な売りはないにしても同じ時期の下落相場だけに慎重にならざるを得ない心情です。
下落相場でも果敢に買い向かう方がカッコイイですが、昨年と同じ失敗をしないためにもまだ余裕がある今のうちから上昇相場がくるまでは慎重にいきたいと思っています。
優良小型グロース株を中心に利幅を狙うスタイルは変えたくないので、有利な市況がくるまではしばらくポジポジ病を控えるようにします。。。多分
売却は利確4ロスカット7で、年初来通算は利確39ロスカット20、年初来確定益は27187ドルとなりました。
年初来の騰落率はVOO+2.62%、QQQ-1.61%、マイPF+26.21%となっています。
ドル建て資産評価額は年初来+26.21%となりました。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇はAMRS+16.96%、AHCO+1.20%、AAPL+0.13%の3銘柄、
下降銘柄はEXPI-26.96%、EH-25.17%、TIGR-19.08%、CSIQ-13.53%、BIDU-7.67%、PERI-5.29%、EOLS-4.38%、INMD-2.02%、MSFT-0.34%の9銘柄でした。
先週の新高値は0でした。
週間損益
米国株含み損益 |
-18223.77ドル |
米国株確定損益 |
+3213.33ドル |
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