イノクロの米国株投資

米国グロース株に全力投資で趣味兼資産形成を目指す記録です。

キャピタル投資とインカム投資

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キャピタル投資は一般的によく知られる株価の値上りから利益を得る投資、

インカム投資は配当を出す企業に投資してその配当の積み重ねを利益とする投資です。

 


キャピタル投資には大きく分けて

①成長企業に投資してEPS(1株当たりの利益)の上昇に伴う株価の値上りから利益を得るグロース株投資

企業価値以上に売られ過ぎたり人気のない企業が見直し買いされたりした際の値上がり益を得るバリュー株投資

の2種類がありますが、

インカム投資にも高配当株、連続増配株、高増配株など対象となる銘柄に幅があります。

 

 

 

グロース株投資の中でもAmazonGoogleのような巨大企業がある一方、比較的最近上場したSaaS関連のような小型急成長企業も数多くあります。

 

AmazonGoogleのような既に大きな利益を出している企業の株は急激な成長や株価上昇の可能性は低いながらも成長が続く限り長期保有で大きな利益を得られる可能性があります。

 

対して小型急成長企業の中にはまだ利益が出ていない赤字の企業も多く株価が乱高下し易い傾向があり、Amazonのように将来的に株価が何十倍にもなる夢がありますがハイリスクハイリターンとなるギャンブル性が高い投資になると思います。

 

また、バリュー株投資はバフェットの代名詞ともなりますが、かなり上級者向けの投資かと思います。

 

 

インカム投資では基本的に株価の上下にあまり捉われることなくひたすら配当を再投資して株数を増やし得られる配当を増やしていくことが主になると思います。


インカム投資の中でも最近は高配当株投資が人気ですが、あまりに高配当な企業はリスクがあるため株価が割安になっているということで、中には衰退していく可能性のある産業や企業もあり、減配や無配等の株価下落以外のリスクもあることをしっかり意識する必要があります。

 

米国には25年以上連続増配している配当貴族や50年以上連続増配の配当王と呼ばれる企業がたくさんあり、こういった企業は成熟企業が多く連続増配年数が企業としてのステータスと株主へのアピールという面があるため余程のことがなければ減配や無配というリスクが低いと見られています。

 

増配率の高い高増配銘柄については成長企業が多く比較的配当利回りが低いのと継続性が未知数のため連続増配ほど注目されてない気がします。

 

  

一概にどの投資方法が良いかは投資の目的や立場、年齢等で人それぞれですが、いずれにしても自分の資産を増やす事が目的であることは変わらないと思うので、自分に合った方法で投資を継続することが一番大事かと思います。

 


イノクロ的には色々試した結果、グロース株、連続増配株、高増配株の要素を重視し、キャピタルとインカムの両面を期待できる投資を目指しています。

 


銘柄選択の際には財務的に安定しつつ収益力が高く成長性もあり、配当の高さよりも増配率や連続増配を意識して自社株買いも含め積極的に株主に利益を還元する傾向にある企業を主にターゲットとしています。

 

日本ではなかなかお目にかかれないこんな都合のいい企業が米国では結構あるんです。

 


もちろんリスクはあらゆる面であるので、広範囲な企業の平均株価で構成されるS&P500等のインデックス投資がベストと言われますが、投資する気になれない企業も中には含まれるところがなんか好きになれなくて定額の積立投資で部分的に保有する程度にとどめています。

 


日々の株価の動きを見ていると高成長株に食指が動きそうなところを必死に抑えつつ、自分で決めたルールに沿って長期で安心して保有できる企業への投資を継続していきたいと思っています。

 

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