イノクロの米国株投資

米国グロース株に全力投資で趣味兼資産形成を目指す記録です。

グロース株の適正株価とは

 

MAGAだそうです

トランプ大統領が1兆ドルを超えた米国を代表する企業のMicrosoft、Apple、Google、Amazonの4社を「MAGA」と名付けたようですね。

この呼称が浸透するかどうか知りませんが、これまでもこの4社+FacebookでGAFAMとかMicrosoftを除いてGAFAやちょっと前ならNetflixを入れたFAANGなどと言う呼び方も流行りました。

いずれにしてもこれら巨大グローバル企業は常に世界から動向が注目されており、巨額の利益を稼ぎ出す成長企業として投資家の人気も高いです。

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株価の判断基準

上記のようなグロース株についてはバリュー株と違い割高割安の判断は非常に難しいです。

株価の判断基準として代表的な指標は一株当たり純利益(EPS)の何倍かを表すPERですが、基本的にグロース株の場合は高めになっています。

これはEPSの高い成長率を株価に織り込んでいるためです。

直近の決算を機に急上昇して新高値更新しているAmazonは常にPERが高いですがそれ以上にEPSの成長率が高いため年々PERは下がってきています。

PERが高くても成長率の高さを維持できれば割高とはならないということになりますが、この成長率が鈍化した時には大きく売られることが想定できます。

これは以前のAppleのようにグロース株の宿命なのでどれだけその企業を信じられるかだと思っています。

 

 

グロース株の適正株価

イノクロが現在保有しているMicrosoftとAppleも昨年から株価は勢いよく上昇していますが、そろそろ割高だとかいう話もチラホラ出てきています。

グロース株は将来の成長率を市場が織り込んで株価が形成されるため、正直イノクロのような素人が割高割安とか適正株価や適正PERなんてものは判断出来ません。

イノクロはMicrosoftを昨年130ドル前後で割高感を感じて躊躇している間に株価がぐんぐん上がってしまい、遥かに高値で追加購入して後悔しました。

Appleの場合は成熟企業としての割安感を感じて投資したところ想定を遥かに超える上昇をしたことで割高感を感じていましたが、最近になって今後の成長が期待できるグロース株に変化していることにようやく気付き、初期投資株価の倍以上の株価で追加購入し始めました。

グロース株の場合、仮に現在の株価が割高だとしても成長が続く限りいずれ適正株価となりさらに上昇を期待することができるので、あまり現在の株価にこだわらず長期保有を目指して保有すべき対象かと思います。

個人的にAmazonはともかく、GoogleやFacebookのような現状で広告収入がメインの企業は投資対象として難しく考えています。

単なる好みの問題ですので、成長力には疑問の余地はないと思います。

 

 

中小型急成長株の場合

上記は巨大な利益を稼ぎ出している企業だからこそ将来のEPSをある程度予測できることであって、開発費用やマーケティング費用といった投資が利益を上回っている赤字急成長企業の場合はさらに判断基準が難しくなります。

赤字の場合はPER算出不可能なので売上高成長率やグロスマージンからその企業の将来性を予測するといった方法になり、その適正株価となると数字に弱いイノクロには全く理解不能です。

こういったグロース株に投資する際には確実に将来の成長が見込める場合以外はロスカット基準を設けて投資した方がリスクを最小限に抑えられます。

適正株価が読めない以上チャート頼りの順張り投資とロスカットによるリスク管理が重要と思われますが、タイミング良く投資できれば企業が大きく成長できた際には大きな利益を期待することもできます。

 

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