銘柄紹介第4弾:マイクロソフト(MSFT)
銘柄紹介第4弾はイノクロPF比率では残念ながらまだ下位ですが、今後買い増し予定の超優良企業マイクロソフト(ティッカー:MSFT)のご紹介です。
押し目買い志向のイノクロには難易度高い銘柄です。
マイクロソフト購入の経緯
マイクロソフトについては以前からずっと狙っていましたが、あまりに人気があり過ぎることでひねくれ者のイノクロが購入を躊躇っているうちにどんどん上値を上げてきました。
大きな調整はなかなか来なそうだと諦めて、7〜9月のボックス圏で動いている時に打診買いしました。
その後は好調な市場と決算の影響で順調に値を上げて、打診買いのまま今に至るという感じです。
PERにそれほど割安感はありませんが、収益構造改革の成功で成長が持続しており営業CFマージンが高く抜群の安定感があります。
ビジネス界の生活必需品として市場が調整しても下値が限られる情報セクターのディフェンシブ銘柄になりそうな気がしています。
マイクロソフト推しの理由
マイクロソフトと言えば誰もが知る「Windows」で一世を風靡し、創業者ビル・ゲイツを世界一の億万長者に押し上げた世界を代表するIT企業です。
その後個人向けPCの低迷などでしばらく停滞していましたが、近年ではクラウドサービス「Azure」の急成長やビジネスソフト「Office365」のサブスクリプション化など構造改革に成功して米国市場時価総額のトップをアップルと争う企業に返り咲いています。
マイクロソフトの強みは柱となる事業の多様性とそのシナジー効果により競合他社との差別化をはかることができる部分にあるかと思います。
OSのWindows、クラウドのAzure、SaaSのOffice365他多様な組み合わせとそれぞれの信頼性は強力です。
最近ではSaaSで急成長しているビジネスチャットツールの「Slack」に競合する「Teams」というサービスをOffice365のツールとして提供しSlackを凌駕する急成長をみせています。
また、直近では米国防総省の100億ドル規模のクラウドプロジェクト「JEDI」を最大の競合アマゾンのAWSを抑えて受注し株価も大きく上昇しました。
個人的には前述のような今後の成長期待もありますが、なんと言っても世界で現在2社のみにしか与えられていないS&P最高格付けAAAという抜群の財務安定感、豊富なフリーCFによる企業の買収や積極的な株主還元から長期で安心して期待できる企業の一つだと思います。
企業データ
(下記は全て2019年12月27日終値の数値です)
現在株価 : 158.96ドル
時価総額 : 約1,213億ドル
予想PER : 29.54倍
1株年間配当 : 2.04ドル
年間配当利回り : 1.28%
連続増配年数 : 18年
売上5年平均伸び率 : 8.01%
営業CF5年平均伸び率 : 10.35%
営業CFマージン5年平均 : 38.08%
フリーキャッシュフロー5年平均 :301億ドル
ROE5年平均 : 24.31%
ROA5年平均 : 9.22%
増配率5年平均 : 12.21%
配当性向5年平均 : 69.52%
株主還元年利回り5年平均 : 4.43%
直近安値 : 93.96ドル
直近高値 : 159.55ドル
イノクロ保有
2019-9-10 5株 134.80ドル(特定)
計5株
平均取得単価 : 135.45ドル(手数料含む)
取得年間配当利回り : 1.51%
現時点損益 : +119.37ドル(配当含む)
損益率 : +17.63% (配当含む)
PF内比率 : 3.26%(第12位)
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