10年後の配当利回りをシュミレーション
現在の米国株保有銘柄の10年後の配当利回りをシュミレーションしてみました。
シュミレーションの目的
①現在保有中または今後投資を予定している銘柄はキャピタルも見込める株が中心となりどうしても配当利回りが低下するため。
②高増配を継続する銘柄を長期保有すれば将来的には高利回りになることを検証してモチベーションを高めるため。
③給与収入がある間は低利回りの複利の弱さを入金力でカバーできるが、将来的には利回りの高い配当収入を求めたいため。
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シュミレーションの方法
分かりやすく現実的な数値にするため、いくつかの条件を設定しました。
・保有比率は無視し、各銘柄一律1株とする。
・増配率はFY18→FY19を基準とし、10%を超えている銘柄は長期的視点で一律10%に修正する。
・ZMLPは特殊なため増配0とする。
上記条件の元で毎年同じ増配率分の増配を継続するものとし、10年後FY29の1株配当額及び配当利回りを算出します。
シュミレーション結果
途中経過は省略してFY29のみ掲載します。
10年後には今保有している株の大半が高配当利回りになる予想となりました。
FY19のトータル利回りは2.47%ですが、10年後のFY29では5.59%となりました。
増配率を控えめに設定しているので、実際はおそらく更に高い利回り(特にVなど)になる可能性が高いです。
シュミレーションの感想
このシュミレーションはあくまでイノクロの現在保有している株の平均単価で計算しています。
もちろん株価が上昇している銘柄が多いのでこれから買い増していく分は別途計算が必要です。
毎年増配し自社株買いも行いそれに伴って株価上昇の可能性が高いので、なるべく早くから長期で保有している方がキャピタル的にも配当的にも有利な気がします。
高増配かつ自社株買いも積極的に行う企業の株は余程の事業リスク等がない限り長期保有者に大きな利益をもたらしてくれそうです。
もし株価が低迷してキャピタルが増えなくても、配当利回りの視点で見れば買い増しに有利な状況と捉えることができます。
今回のシュミレーションにより自信を持って、目先のキャピタルと将来のインカムを重視した今の投資スタイルを継続していきたいと思います。
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