銘柄紹介第8弾:シスコシステムズ(CSCO)
銘柄紹介第8弾はハイテクセクター4銘柄目のシスコシステムズ(ティッカー:CSCO)のご紹介です。
シスコ購入の経緯
このシスコですが今をときめくグロース株がひしめき合っている花形セクターのハイテクにあってなんとなく地味なイメージを持っていました。
ハイテクにしては配当が良く株主還元高めだったので監視していましたが、決算発表で大きく下落し配当利回りが3%を超えていたので購入に踏み切りました。
決算の実績数字は全く問題なくガイダンスが悪かったとのことで売られていました。
ガイダンスいわゆる次回決算の会社予想数値ですが、正直イノクロ的にはなかなか微妙な存在です。
ガイダンスが悪くて下落することは多いですが、企業によってはかなり保守的な数字を予想する場合があります。
特に企業内の問題ではなく外部的な要因を見込んだ数字は状況次第で変わる可能性があります。
イノクロは基本的に実績値を重視するので保有株のガイダンスが悪くても売却を考えたりしませんし、ガイダンスで下落している監視銘柄があれば購入を考えます。
というわけで、監視銘柄の投資チャンスを狙っているイノクロにはシスコ購入は自然の流れでした。
しばらく株価は停滞していましたが、ようやく見直されてきている感じを受けます。
次回の決算がどうなるか注目です。
シスコ推しの理由
シスコは世界最大のネットワーク機器開発メーカーで米国を代表するダウ構成銘柄です。
ルーターやワイヤレス無線LAN等のハードウェアの売上が大半を占めていますが、近年では豊富なフリーCFを活かした企業買収により収益幅の拡大を目指しています。
アップル等と同様に景気の影響を受け易いハードウェア機器開発販売から、データセンターやネットワークセキュリティ等のサブスクリプション事業への転換による収益性の向上や安定化を進めています。
シスコは、次世代通信技術5G、次世代Wi-Fi規格Wi-Fi6のコア機器開発から未来のアプリケーションやサービスまでサポートできる体制を目指しており、loTやスマートシティ、スマートオフィスその他多種多様な近未来環境におけるビジネスチャンスを期待できる企業だと思います。
配当利回りが高めで増配率も高く自社株買いも多い株主還元に積極的な企業です。
企業データ
(下記は全て2020年1月16日終値の数値です)
現在株価 : 49.05ドル
時価総額 : 約2,080億ドル
予想PER : 19.46倍
1株年間配当 : 1.40ドル
年間配当利回り : 2.85%
連続増配年数 : 9年(配当開始以来)
売上5年平均伸び率 : +1.49%
営業CF5年平均伸び率 : +4.73%
営業CFマージン5年平均 : 28.96%
フリーキャッシュフロー4年平均 : 13.86億ドル
ROE5年平均 : 15.42%
ROA5年平均 : 7.36%
増配率5年平均 : 13.67%
配当性向5年平均 : 123.5%
株主還元年利回り5年平均 : 7.52%
直近安値 : 43.4ドル
直近高値 : 58.26ドル
イノクロ保有
2019-11-15 20株 44.65ドル(特定)
2020-01-09 10株 47.08ドル(NISA)
計30株
平均取得単価 : 45.6843ドル(手数料含む)
取得年間配当利回り : 3.06%
現時点損益 : +100.97ドル(配当含む)
損益率 : +10.55% (配当含む)
PF内比率 : 5.65%(第7位)
この記事が良かったら↓ポチッとお願いします。