銘柄紹介第5弾:ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)
銘柄紹介第5弾はイノクロPF比率第4位のヘルスケアセクターの超優良企業ジョンソン・エンド・ジョンソン(ティッカー:JNJ)のご紹介です。
値動きは比較的緩やかですが、長期で安心して保有できる数少ない銘柄の一つです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン購入の経緯
ヘルスケアセクターだけでなく全米国市場の中でも安定感のある銘柄ということで購入しました。
分析項目の中では同時に購入したアムジェンの営業CFマージンや増配率のような突出した数字はなくPERも高めでしたが、豊富なフリーCFと全項目に合格点以上の安定感、なによりAAA格付けという信頼感と50年以上連続増配の配当王銘柄ということが長期保有として購入の決め手となりました。
優良バイオ銘柄アムジェンの記事はコチラ↓↓↓
しかし、購入した直後に訴訟問題で大きく下落し、その後も何度か訴訟関連で上値を抑えられましたが、ようやく上昇してきたので高値を超えればボックス圏から抜け出すのではないかと期待しています。
いずれにしても配当利回りもそこそこあり増配率もまあまあで減配の心配が低い配当王ということで、株価の派手さはなくても長期インカム保有に最適な銘柄かと思います。
ジョンソン・エンド・ジョンソン推しの理由
製薬、医療機器その他のヘルスケア関連製品を取り扱う世界最大の総合ヘルスケア企業です。
日本でもよく知られている「バンドエイド」「ベビーローション」「リステリン」など多くの一般消費者向け衛生・医療用品部門が有名ですが、実は医療機関向けの医薬品部門と医療機器部門が占める売上比率の方が大きく医療機器部門では世界首位の売上となっています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの企業としての強みについては下の記事で有名ブロガー"もみあげ"さんがヘルスケア業界全体を含め詳しく解説頂いてます↓↓↓
【米国株投資】2020年注目のヘルスケアセクターを徹底解説! - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-
投資対象としてのジョンソン・エンド・ジョンソンのキーワードは増配王とAAAです。
米国市場に数多くの上場企業がある中で50年以上連続増配を続けている企業はさすがにそれほど多くはありません。
その中でも企業規模や安定した業績という視点でみると他にはP&Gくらいかと思います。
また、S&P格付けでAAAを与えられている企業は他にマイクロソフト1社のみです。
AAAという格付けは債務返済能力が世界最高レベルと認められている企業です。
これらの理由でいくつかの訴訟問題を抱えつつもジョンソン・エンド・ジョンソンは世界のインカム投資家から高い人気がある銘柄となっています。
企業データ
(下記は全て2019年12月31日終値の数値です)
現在株価 : 145.87ドル
時価総額 : 約3,839億ドル
予想PER : 20.92倍
1株年間配当 : 3.80ドル
年間配当利回り : 2.61%
連続増配年数 : 57年(配当王)
売上5年平均伸び率 : 2.02%
営業CF5年平均伸び率 : 4.58%
営業CFマージン5年平均 : 26.35%
フリーキャッシュフロー5年平均 : 161.8億ドル
ROE5年平均 : 18.30%
ROA5年平均 : 9.38%
増配率5年平均 : 6.61%
配当性向5年平均 : 53.01%(FY18除く)
株主還元年利回り5年平均 : 4.57%
直近安値 : 125.00ドル
上場来高値 : 148.99ドル
イノクロ保有
2019-5-17 10株 137.00ドル(NISA)
2019-7-24 2株 131.00ドル(NISA)
2019-7-25 1株 130.00ドル(NISA)
計13株
平均取得単価 : 136.513ドル(手数料含む)
取得年間配当利回り : 2.78%
現時点損益 : +152.41ドル(配当含む)
損益率 : +9.28% (配当含む)
PF内比率 : 7.78%(第4位)
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