銘柄紹介第3弾:アムジェン(AMGN)
銘柄紹介第3弾はイノクロPF比率第3位の優良バイオ企業アムジェン(ティッカー:AMGN)のご紹介です。
こちらは運良く底値で拾えて上場来高値更新中とアップルに次ぐ損益率となっています。
アムジェン購入の経緯
年初にアップルを購入後しばらくは個別株の分析をして購入銘柄の絞り込みをしていました。
その中でアムジェンは、売上・営業CF・営業CFマージン・フリーCF全てが緩やかな右肩上がり、収益力の指標となる営業CFマージンが非常に高く、当時3%台半ばの配当と2桁増配が続いていて、数値的には非の打ち所のない購入候補No.1の優良企業でした。
バイオ企業ということでボラティリティの大きい可能性も考えましたが、その頃ヘルスケア業界には逆風が吹いていてアムジェンも大きく調整していたことが結果的にタイミング良く購入できたと思います。
ただし、調整中の底値で購入したことでわずか半年ほどですでに1.5倍近い株価になってしまい、来年分NISAの買い足しまでに少し調整して欲しいと思う今日この頃です。
アムジェン推しの理由
1980年に米国で創業しバイオ医薬品のパイオニアと言われる世界最大の独立バイオテクノロジー企業です。
アムジェンの強みはブロックバスターと呼ばれるヒット商品を複数持ち、高度なテクノロジーによる新薬の開発、ヒット商品の後発医薬品にあたるバイオシミラーへの投資、豊富なフリーCFを活用したブロックバスターや企業の買収など広範に亘るバイオ医薬品戦略にあると思われます。
それほど詳しいわけではないですが、見た限りバイオ医薬品業界の中では収益力、安定感ともに頭一つ抜けているのではと感じています。
バイオというと当たりハズレのある業界というイメージですが、アムジェンは前述の通り安定した収益力だけでなく豊富な資金力と積極的な株主還元姿勢から長期で安心して保有できる企業の一つだと思います。
企業データ
現在株価 : 243.06ドル
時価総額 : 約1,444億ドル
予想PER : 18.63倍
1株年間配当 : 6.40ドル
年間配当利回り : 2.63%
連続増配年数 : 10年(配当開始以来)
売上5年平均伸び率 : 3.57%
営業CF5年平均伸び率 : 2.24%
営業CFマージン5年平均 : 45.69%
フリーキャッシュフロー5年平均 : 97.8億ドル
ROE5年平均 : 28.41%
ROA5年平均 : 8.77%
増配率5年平均 : 15.31%
配当性向5年平均 : 58.10%
株主還元年利回り5年平均 : 7.57%
直近安値 : 166.30ドル
直近高値 : 244.99ドル
イノクロ保有
2019-5-14 10株 168.70ドル(NISA)
計10株
平均取得単価 : 169.519ドル(手数料含む)
取得年間配当利回り : 3.78%
現時点損益 : +774.56ドル(配当含む)
損益率 : +46.18% (配当含む)
PF内比率 : 9.97%(第3位)
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