銘柄紹介第7弾:ファイザー(PFE)
銘柄紹介第7弾は世界最大級の製薬会社ファイザー(ティッカー:PFE)のご紹介です。
イノクロPFでのヘルスケアセクター4銘柄目となります。
ファイザー購入の経緯
世界の製薬会社で売上高2位、ダウ工業株30種の構成銘柄というヘルスケアセクターの大型企業ですが、近年の業績はほぼ横ばいが続いていて株価は割安になっています。
高配当で営業CFマージンが高くフリーCFも豊富で、業績も良く言えば安定しているので昨年から狙っていました。
徐々に株価が回復してきましたが、PER的にも配当利回り的にもまだ割安感があるので今年のNISA枠で購入しました。
ヘルスケアセクターは長期で期待でき株主還元も高いのでファイザーも更に追加購入予定です。
ファイザー推しの理由
1849年ニューヨークで創業した医薬品売上で世界トップクラスの製薬企業です。
売上高ではスイスのロシュ及びノバルティスと首位を争っています。
積極的な大型買収を繰り返し巨大企業になりましたが、有力な新薬を会社ごと買収して収益を上げる手法は現在の製薬業界でも活発に行われています。
最近ではアラガン買収を計画していましたが、米国の規制強化で断念しアッヴィが買収することになりました。
近年のファイザーは伸長している新薬は複数あるものの特許切れによる減収で横ばいが続いており、不採算事業を売却して主力の処方薬の販売拡大を進めています。
特許切れ医薬品事業を後発薬メーカーのマイランと年内に統合させる予定となっています。
製薬業界は非常に激しい競争の中で買収・統合など業界再編が進んでいて、ヘルスケア法案や訴訟問題などリスクもありますが今後も長期に渡って需要は増え続く業界です。
ファイザーは豊富なフリーCFを活用して今後も業界の中心に居続け、莫大な収益と高い株主還元を与えてくれる企業だと思っています。
企業データ
(下記は全て2020年1月8日終値の数値です)
現在株価 : 39.06ドル
時価総額 : 約2,162億ドル
予想PER : 13.66倍
1株年間配当 : 1.52ドル
年間配当利回り : 3.89%
連続増配年数 : 10年
売上5年平均伸び率 : 1.41%
営業CF5年平均伸び率 : -3.82%
営業CFマージン5年平均 : 30.91%
フリーキャッシュフロー3年平均 : 139億ドル
ROE5年平均 : 17.99%
ROA5年平均 : 7.06%
増配率5年平均 : 6.73%
配当性向5年平均 : 74.34%
株主還元年利回り5年平均 : 7.00%
直近安値 : 33.97ドル
直近高値 : 44.56ドル
イノクロ保有
2020-1-3 30株 38.90ドル(特定)
計 30株
平均取得単価:39.0923ドル(手数料含む)
取得年間配当利回り : 3.89%
現時点損益 : -0.97ドル(配当含む)
損益率 : -0.08% (配当含む)
PF内比率 : 4.74%(第8位)
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