2021年1月1週目トレードの記録
週間の概況
先週の米国市場は年明け早々から新型コロナウイルス感染拡大が懸念されましたが、ジョージア州の上院決戦投票で民主党候補が2議席を獲得したことにより民主党が上下両院の過半数を占める「ブルーウェーブ」が実現しました。
これによりバイデン新大統領率いる民主党政権の政策が有利に実行されやすくなるということで、クリーンエネルギー関連やインフラ関連を中心に株価は上昇しました。
週間ではNYダウ+1.61%、S&P500+1.83%、ナスダック+2.43%と主要3指数ともに上昇し過去最高値を更新しています。
週間S&P500では金融、エネルギー、素材、ヘルスケアなどのセクターが堅調、グーグルを除くGAFAMや不動産、通信セクターは軟調でした。
週間トレード記録
今年の抱負は極力トレードを少なめにしていくということでやや少なめです。
《購入銘柄》
⚪︎アップフィンテックホールディング(TIGR)
新規購入(1/4)300株 @7.57ドル
正月休み中にスクリーニングして興味を持った銘柄の一つがこの中国のフィンテック企業でオンライン証券大手Tiger Brokers(老虎証券)の親会社です。
中国のオンライン証券と言えば年末から高騰を続けている人気のフツ(FUTU)が最近話題ですが、こちらも高成長の競合企業となります。
直近四半期決算の売上は前年比148%増と中国版ロビンフッドと呼ばれるFUTU同様に投資ブームの恩恵を受けています。
著名投資家ジムロジャーズも出資しているようです。
FUTUの株価は先週41%上昇しましたが並行してこちらも35%超上昇しており、長期的にまだまだ上昇の余地は高いと思っています。
⚪︎リーオート(LI)
新規購入(1/4)50株 @31.50ドル
追加購入(1/5)50株 @31.50ドル(平均@31.66ドル×100)
昨年7月にナスダックへ上場した中国新興EV企業のリー・オート(理想汽車)を初購入しました。
EV車メーカーとしてはテスラ、ニオに続いて3社目の保有となりますが、こちらは他の2社のようなピュアEVではなく小型のガソリンエンジンで補助的に発電できるEREV(エクステンドッド・レンジEV)で開発コストを抑え量産化に成功しています。
また、競合の少ない大型SUVにターゲットを絞り売上急成長しています。
株価は昨年11月高値から大幅に調整しましたが、年明けからのクリーン関連銘柄の盛り上がりで節目を超えて上昇に転じたので再度高値奪還を目指して駆け上がっていくことを期待しています。
⚪︎アダプトヘルス(AHCO)
新規購入(1/5)50株 @33.00ドル
各種在宅医療機器及びサービスを米国で提供している企業です。
直近四半期売上は前年比108%増と急成長しており、M&Aも積極的に行い事業を拡大中の急成長企業です。
チャンスがあればという感じでウォッチはしていましたが、突然急落して50日移動平均線までタッチしたので反射的に購入しました。
翌日には何事もなかったように元の株価に戻ったので単にラッキーな拾い物でした。
⚪︎エバースピンテクノロジー(MRAM)
追加購入(1/6)100株 @4.97ドル(平均@4.81ドル×300)
次世代磁気抵抗メモリMRAMを開発している半導体メーカーの株価に反転の兆しが見えてきたので買い増ししました。
特にニュースはなく出来高もそれ程増えてないので本格上昇となるかはまだ様子見です。
⚪︎マックスリニア(MXL)
新規購入(1/7)50株 @36.80ドル
ブロードバンド向けICや電源用ICなどを開発するファブレス半導体メーカーを再購入しました。
3月底値から右肩上がりで株価は上昇していますが、調整に入りかけたところで再度5日移動平均線を超えてきたので購入してみました。
マイナーな銘柄ですが業績好調なのでまだまだ上昇するかもしれません。
⚪︎ジネックス(ZYXI)
新規購入(1/7)90株 @15.17ドル
追加購入(1/8)50株 @15.00ドル(平均@15.18ドル×140)
年末に買って翌日ロスカットした電気療法による機能改善や症状の緩和などを行う製品が主力の医療機器メーカーです。
3ヶ月に亘って底値のベースを形成していましたが、ようやく上昇の兆しが見えたので再インしました。
高成長企業ながら割安感があるのでこれからカップを形成していくことを期待しています。
《売却銘柄》
⚪︎アリババグループ(BABA)
一部売却(1/4)10株 @227.02ドル
全株売却(1/7)10株 @229.48ドル +103.70ドル(+2.34%)
底値付近で拾ったアリババでしたが、本格回復には時間が掛かりそうなので一旦利確しました。
⚪︎フルジェントジェネティクス(FLGT)
全株売却(1/4)50株 @59.00ドル +171.74ドル(+6.21%)
理由は分かりませんが突然急騰したので利確しましたが、その後も伸びたのでちょっと早売りしてしまいました。
⚪︎アラインテクノロジー(ALGN)
全株売却(1/5)5株 @535.00ドル +13.80ドル(+0.52%)
こちらも売却直後から上昇していますが、買い替えた銘柄の方が上昇率高いので良しとします。
⚪︎アミリス(AMRS)
追加購入(1/4)100株 @7.15ドル(平均@6.89ドル×200)
一部売却(1/7)100株 @8.60ドル
全株売却(1/8)100株 @8.30ドル +302.85ドル(+21.97%)
年末に購入してからも急上昇を続けていましたが、一旦天井をつけたように見えたので利確しました。
現時点のPF状況です。
週間パフォーマンス
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
1/4 |
-1.36% |
-1.41% |
+2.53% |
1/5 |
+0.66% |
+0.82% |
+2.06% |
1/6 |
+0.61% |
-1.39% |
-1.49% |
1/7 |
+1.49% |
+2.42% |
+5.82% |
1/8 |
+0.56% |
+1.29% |
+1.86% |
週間 |
+1.96% |
+1.69% |
+11.12% |
指数の上昇率はそれ程でもありませんでしたが、ツィッターでは爆益報告を多数見ましたので年明け早々お年玉相場のような感じだったかと思います。
マイPFもBNGOの乱高下等ありましたが、週間では11月1週目以来の大幅上昇となり、トレードもロスカットなく利確のみだったので満足な1週間でした。
日本株で唯一保有しているオリックスも約1年振りにプラスに転換し、トータル評価額がようやく1千万に到達しました。
昨年11月時点ではまだ750万程だったので同程度の上昇でも70万程度でしたが、今週は100万超増えたのでこれが更に桁が増えて下落した時のことを想像するとやはり資産が増えるに従ってインデックスに移行される方が多いのも分かる気がします。
とりあえず現時点では3千万超えるまでは全力個別株を継続していくつもりです。
それにしてもこれだけ下手なトレードを繰り返していても勝手に増えていく米国株投資の恐ろしさ…
年初来の騰落率はVOO+1.96%、QQQ+1.69%、マイPF+11.12%となっています。
ドル建て資産評価額は年初来+11.12%となりました。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇はBNGO+52.60%、TIGR+35.39%、NIU+26.31%、TSLA+24.71%、NIO+20.99%、LI+18.97%、EXPI+17.81%、EH+16.58%、MRAM+15.65%、PERI+11.08%、OZON+10.48%、ZYXI+8.02%、INMD+5.77%、AHCO+1.54%の14銘柄、
下降はFTCH-3.60%、MXL-2.46%、MSFT-1.26%、AAPL-0.48%の4銘柄でした。
先週の新高値はTSLA、NIO、MXLの3銘柄でした。
9日の「NIO Day」でニオが最新モデルのEV車を発表しました。
テスラを上回る先進機能が盛り沢山で期待を損なわない内容でした。
新型バッテリーは固体電池採用で最大1,000km超の航続距離を実現。
完全自動運転のシステムは月額のサブスクリプションで提供。
家庭用給電機やバッテリー交換、ロードサービスなど永久無償保証だそうです。
即日から予約受付開始で納車は2022年Q1から開始とのことです。
月曜日の株価への反応が楽しみです。
週間損益
米国株含み損益 |
+8589.46ドル |
米国株確定損益 |
+592.08ドル |
日本株含み損益 |
+21,300円 |
iDeCo含み損益 |
-1,810円 |
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