週間の概況
先週の米国市場は新興国を中心としたデルタ株感染者数の急増やインフレによるコスト増からの業績下振れ懸念など不安定な要素が絡む中、史上最高値圏からの利益確定売りも伴って調整色の強い展開となりました。
週間ではNYダウ-0.52%、S&P500-0.97%、ナスダック-1.87%、ラッセル2000-5.03%と主要3指数が反落、小型株のラッセルは5%を超える大幅な下落で3週続落でした。
週間S&P500ではディフェンシブ系の公益・生活必需品セクターやV,MAが堅調でしたが、半導体を中心にハイテクやエネルギー・一般消費財セクター他幅広い銘柄が売られました。
週間トレード記録
今週は小型株が急落しましたが、引き続きリバランスしながらのナンピン状態で風向きが変わるのを待っています。
《購入銘柄》
⚪︎ヴァージンギャラクティックホールディングス(SPCE)
新規購入(7/12)40株 @44.50ドル
追加購入(7/13)40株 @38.80ドル
追加購入(7/14)70株 @34.12ドル(平均@38.32ドル×150)
宇宙観光事業を計画しているVirgin Galacticは7/11にCEOリチャード・ブランソン他数名が搭乗し、見事に有人試験飛行を成功させ大きくニュースとなりました。
実績を作ったことで宇宙観光という事業の実現に大きく前進したと感じました。
株価的には期待で大きく上昇してきたことから試験飛行の成功で一旦下がることを想定していたので、事実売りで下がったところを少額買ってみました。
が、同時に上限5億ドル相当の巨額の株式売り出しを発表したことで株価は想定以上に下がりました。
宇宙事業を民間で行うには巨額の資金が必要なことは理解できますが、そのタイミングが非常に悪かったことで投資家からの信頼を大きく損ねた感があります。
期待で上昇している中での売り出しであれば、逆に試験飛行成功で見直し買いが入った可能性もあったのかなと個人的には思っています。
少額のつもりが想定外の暴落でナンピンナンピンしているうちにそこそこの割合になってしまいました。
1週間で40%近い暴落だったのでリバウンドがあれば処分したいです。
週足
⚪︎エボラス(EOLS)
追加購入(7/13)100株 @12.29ドル
追加購入(7/15)100株 @11.30ドル(合計@12.34ドル×600)
特に悪いニュースもないので下がったところはナンピンです。
50MAを少し割り込んでいるのでそろそろ反発しないとマズイことになりそうなチャートです。
週足
⚪︎グロージェネレーション(GRWG)
追加購入(7/14)30株 @44.72ドル
追加購入(7/15)20株 @40.00ドル(合計@43.63ドル×170)
米議会での連邦法としての大麻合法化法案成立が怪しくなってきたというニュースで大麻関係が売られ、ここも大きく下落しました。
こういう地合いでの不安要素から売られることは理解できますが、州単位での合法化は進んでおり、連邦法での非犯罪化には前向きのようなのでとりあえずナンピンしています。
今後の業績に影響があるのかは注意して見守りたいと思います。
ひどい落ちっぷりですが、他もひどいのでそこまで目立たないという。。
週足
⚪︎セルシウスホールディングス(CELH)
追加購入(7/14)50株 @67.40ドル
追加購入(7/15)10株 @63.00ドル(平均@66.59ドル×110)
こちらも特に悪いニュースがあるわけでもないのでナンピンしておきました。
なんとかギリギリで抵抗線に留まっている感じですが、ここを割れると。。。
週足
⚪︎MPマテリアルズ(MP)
追加購入(7/16)10株 @34.65ドル(平均@34.82ドル×160)
少額余ったキャッシュで少しだけナンピンです。
こちらはまだ50MAの上で粘っています。
週足
《売却銘柄》
⚪︎アップスタートホールディングス(UPST)
一部売却(7/12)10株 @130.00ドル +42.24ドル(+3.38%)
珍しく上がったので一部リバランスで利確。
もう少し下がるとまたリバランスで買い増しになりそうです。
⚪︎マイオバントサイエンシズ(MYOV)
全株売却(7/12)100株 @21.23ドル -148.65ドル(-6.57%)
取捨選択で絞り込みのため売却。
⚪︎アップフィンテックホールディング(TIGR)
一部売却(7/13)100株 @19.80ドル
全株売却(7/14)200株 @18.76ドル +113.46ドル(+2.03%)
やや反発で一部売却、トレンドライン下抜けたので一旦全株売却。
⚪︎アマゾン(AMZN)
一部売却(7/14)1株 @3686.83ドル +266.57ドル(+7.78%)
下に垂れ始めたので一旦1株だけ利確。
⚪︎スカイウォーターテクノロジーズ(SKYT)
新規購入(7/13)80株 @26.87ドル
全株売却(7/15)80株 @24.30ドル -225.85ドル(-10.45%)
上がり始めたので再購入したもののまた急落したので売却。
週末また上がったものの、決算出てしばらく落ち着くまで手は出しません。
現時点のPF状況です。
前週までとは一変してほとんどが含み損です。
小型株の場合、10%程度の含み益は一瞬で吹き飛びます。
週間パフォーマンス
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
7/12 |
+0.36% |
+0.39% |
+1.34% |
7/13 |
-0.34% |
+0.00% |
-2.02% |
7/14 |
+0.14% |
+0.18% |
-2.83% |
7/15 |
-0.32% |
-0.70% |
-1.58% |
7/16 |
-0.78% |
-0.81% |
-2.61% |
週間 |
-0.94% |
-0.94% |
-7.51% |
先週はやけに小型株が下がるなと思っていたら小型株指数のラッセル2000が5%も下がっていました。
SPCE購入で更に悪化、そのうえTMDXも前回に続きまたしてもFDAアドコム推薦獲得で事実売りとなり、ただ耐えるしかない週でした。
今のところ市場全体の暴落に繋がるような特別な不安要素があるとも思えないので、、個別にネガティヴな材料がない限り今後継続的に大きく成長を期待できる小型銘柄を中心にガチホ戦略でいく予定です。
とうとう今年に入って初めてインデックスのパフォーマンスに抜かれてしまいました。
売却は利確3ロスカット2で、年初来通算は利確94ロスカット102、年初来確定益は25482ドルとなりました。
年初来の騰落率はVOO+15.40%、QQQ+13.98%、マイPF+12.51%となっています。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇はINMD+10.04%、MSFT+1.01%、AAPL+0.88%の3銘柄でした。
下降はSPCE-38.62%、TMDX-21.12%、GRWG-16.89%、EH-14.02%、CELH-13.90%、EOLS-13.21%、MP-10.23%、CSIQ-7.77%、UPST-5.18%、AMZN-3.92%、FRHC-2.52%、BIDU-0.98%の12銘柄でした。
先週の新高値はAAPL、INMD、MSFT、AMZNの4銘柄でした。
週間損益
米国株含み損益 |
-7564.6ドル |
米国株確定損益 |
+46.76ドル |
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