テクニカル的押し目買いについて
生きてます
随分久しぶりのブログとなりましたが、備忘録としてたまには書いてみようと思います。
今回はボラティリティの大きな銘柄の押し目買いがうまくハマったポイントを解説してみます。
まず基本的にここ最近の保有又はトレードする銘柄は、売上はもちろん利益も黒字で高成長、かつアナリストの評価が高く株価チャートも右肩上がり、当然決算の内容も良く中長期的に期待できるだろうという基準で選んでいます。
なので、基本的には中長期に亘って保有又は買い増しが基本なのですが、グロース特に中小型株にはボラティリティが非常に激しい銘柄が多く存在します。
下降チャートからの逆張りという買い方はしませんが、上昇チャート中の押し目買いは含み益となるまでのスパンが割と短く、中長期ホールドのスタートとし易いです。
地合いの影響や同業他社の格下げ等で下がった場合などはチャンスとなる場合が多いです。
ただし、個別株の場合は深刻な悪材料や成長鈍化の兆候など素人では判断できない部分も多いので、チャート的な思惑が外れて含み損になってしまった場合は損切りなど早い判断が必要です。
また、次で解説する例はあくまで1例であり、同じパターンがこの先通用するかは未知であり、こういった素直な動きをする銘柄ばかりではないことも注意が必要です。
押し目買い成功例
⚪︎エアテストシステムズ(AEHR)
半導体メーカー向けの検査用システム開発会社で時価総額15億ドル足らずの小型株です。
かなりジグザグを繰り返しながらも綺麗な上昇チャートです。
以下は全て週足チャートです。
移動平均線は上から短期:10(50日)、中期:20(100日)、長期:40(200日)
上図の青◯部分が買いポイント、黒🔲部分で一部利確しています。
1回目の買いポイントは次の3要素が重なる強力なポイントでした。
①200日移動平均線タッチ
②安値から直近高値の50%押し
③赤◯の直近押しで出来高を伴い長い下髭をつけて反発した抵抗ポイント
2回目の買い増しポイントも次の3要素が重なるポイントでした。
①100日移動平均線タッチ
②直近安値から直近高値の50%押し
③赤◯の部分はその前の高値ではじき返されたラインを抜けたことで下値抵抗線として機能
こういった抵抗線となり得る要素はあくまで確率が高いというだけで絶対はありません。
最初に書いたように悪材料や地合いによって簡単に下に割り込む可能性もあるので、自分の思惑が外れて含み損となるような場合はできるだけ早い損切りを考慮に入れることをお勧めします。
含み損は精神的ストレスと時間的ロスを長引かせるだけの結果になることが多いです。
また、上昇チャートが続く限りいつ買っても中長期でみれば高値掴みになることは少ないので、あくまで押し目買いをする際の参考になればと思います。
では、また何か思いついて気が向いたらいつの日か!
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