2020年10月3週目トレードの記録
週間の概況
先週は新型コロナ第二波による感染者数の増加が米国内でも州によって加速していることや、いよいよ近づいた大統領選の状況も混迷を極めていることなどの不透明感により株式市場も不安定な値動きとなりました。
また、長期金利が緩やかに上昇していることから株価上昇でバリュエーションが高くなっているグロース銘柄が大きく売られました。
今週からいよいよGAFAM他注目決算が目白押しなので流れが変わることを期待しています。
週間ではNYダウ-0.95%、S&P500-0.53%、ナスダック-1.06%と主要3指数ともに小幅ながら下落となりました。
週間S&P500では今週もかなりマチマチな状況となっており、スナップの決算が好調だったことでグーグルやフェイスブックが連想買いされましたが、アップル・アマゾン等ハイテクグロース株は下落しました。銀行や一部シクリカル系銘柄は堅調でした。
週間トレード記録
先週はコア銘柄が軒並み大幅下落していたので、長期保有の買い増しと短期トレードでちょこまか利確していました。
《購入銘柄》
△ズームビデオコミュニケーションズ(ZM)
追加購入(10/20)2株 @540.00ドル(425.02ドル×20)
ユーザー向けイベントでの新サービス発表から急上昇し月曜日に新高値更新するも火曜日に大幅下落したので5日移動平均線で購入しました。
結局20日移動平均線まで下落したので買うのが早過ぎましたが、キリの良い株数にしたかったので良しとします。
△ペイパル(PYPL)
新規購入(10/21)10株 @208.51ドル
追加購入(10/22)5株 @209.50ドル(209.87ドル×15)
仮想通貨サービスに参入のニュースで大きく上昇したので、新高値ブレイク手前で購入し翌日も追加購入しました。
今年2月下旬コロナ暴落直前に110ドル台で購入し微益で売却した直後80ドル台まで下落しましたが、いつの間にやら売却時の倍近い株価になっていました。
新型コロナによる消費環境の変化でデジタル決済が急速に普及していることを追い風に一段と成長が加速しているようです。
スクエア(SQ)とは売上規模が違うため仮想通貨取り扱いによる売上への影響は大きくはなさそうですが、仮想通貨にとってはポジティブなニュースかと思います。
株価は一旦落ちていますが、11/3発表の決算で更に上を目指すことを期待しています。
△テラドックヘルス(TDOC)
追加購入(10/15)15株 @221.33ドル(平均@206.23ドル×40)
買収対象のリボンゴヘルスを売却した分で買い増し。
20日移動平均線辺りで購入したものの50日移動平均線タッチまで落ちたのでこれもちょっと早かった気もしますが、これからの長期で見れば誤差と思っています。
10/28に予定されているリボンゴヘルスと同日の決算発表に期待がもたれます。
△expワールドホールディングス(EXPI)
追加購入(10/21)50株 @49.80ドル(平均@32.76ドル×200)
高騰からの調整で20日移動平均線下の50ドル割れで買い増ししましたが、これもやはり50日移動平均線まで落ちました。
チャート的にはかなり厳しいギリギリのラインなので踏ん張って欲しいです。
10月に入り高値53.57%上昇した後28.62%下落、値幅としては21.61ドル上昇してから17.73ドル下落というジェットコースターのような値動きとなっています。
材料的には南アフリカでの事業開始というプラス材料と長期金利上昇という悪材料くらいしか見当たらないので、目を瞑って来月の決算を待ちたいと思います。
⚪︎ファーフェッチ(FTCH)
新規購入(10/22)40株 @28.60ドル
追加購入(10/23)25株 @28.12ドル(平均@28.55ドル×65)
世界中のラグジュアリーファッションを取り揃えたマーケットプレイスを運営し、ファッションに特化した最先端のテクノロジープラットフォームを提供する企業です。
売上急成長しており、前四半期(4-6月期)は前年同期比74%増とコロナ禍の中で加速しています。
直近高値を上抜けたので購入し、年末商戦に期待できそうなので更に追加しました。
ワクチンの開発が遅れていることで、今年の年末クリスマス商戦はデジタル商戦にならざるを得ずeコマース系の売上が伸びるだろうと広瀬のじっちゃまも言ってました。
11/12に予定されている第3四半期の決算発表にも期待できそうです。
△シーリミテッド(SE)
追加購入(10/22)5株 @162.00ドル(平均@161.41ドル×20)
「フリーファイア」等アクティブユーザー4億人を超えるモバイルゲーム事業とeコマース事業「ショッピー」を東南アジア中心に展開しているSEを買い増ししました。
米大統領選や選挙結果による影響をあまり受けづらいだろうという憶測と米国市場の2倍の人口6億人という市場規模、eコマース事業「ショッピー」の爆発的な売上成長を期待しています。
フィンテック事業も将来性ありそうです。
《売却銘柄》
⚪︎シフト4ペイメンツ(FOUR)
全株売却(10/19)20株 @58.00ドル +48.81ドル(+4.42%)
地合いが良くなかったので少し利があるうちに利確しました。
11/5の決算は期待できそうなのでタイミング合えばまた買うかもしれません。
⚪︎KEホールディングス(BEKE)
追加購入(10/19)8株 @68.70ドル
全株売却(10/22)22株 @71.67ドル +94.48ドル(+6.41%)
吹き上がる初動で売却してちょっと後悔しましたが、翌日大きく下落したので結果オーライとなりました。
チャートはまだ綺麗な右肩上がり継続中です。
⚪︎スクエア(SQ)
全株売却(10/20)10株 @186.00ドル +154.41ドル(+9.10%)
長期で保有を考えていましたが地合いも悪く利益あるうちに一旦売却。
翌日にはライバルのペイパルが仮想通貨サービス参入で株価下落したのでタイミングは良かったです。
⚪︎リボンゴヘルス(LVGO)
全株売却(10/21)40株 @145.00ドル +1636.52ドル(+39.52%)
テラドックによる買収前に売却するタイミングを計っていましたが、ギリギリ目標株価の指値で約定しました。
今後はテラドックとして長い付き合いとなることでしょう。
⚪︎クラウドストライク(CRWD)
全株売却(10/21)20株 @137.64ドル -183.88ドル(-6.29%)
地合いに引きずられて20日移動平均線も大きく割り込んだのでロスカット。
しばらくSaaS系の決算の様子を見てから再購入するか考えます。
⚪︎セレンスインク(CRNC)
新規購入(10/22)10株 @61.19ドル
全株売却(10/23)10株 @65.08ドル +32.65ドル(+5.31%)
AI自動運転関連の銘柄で将来性はありそうですが、とりあえず余った半端なドルでチャート的に跳ねそうな気がしたので購入。
翌日早速寄りから窓あけてブレイクしたので利確しました。
現在保有は10銘柄となっています。
現時点のPF状況です。
週間パフォーマンス
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
10/19 |
-1.51% |
-1.63% |
-0.62% |
10/20 |
+0.39% |
+0.21% |
-1.44% |
10/21 |
-0.21% |
-0.08% |
-2.85% |
10/22 |
+0.58% |
-0.00% |
-1.33% |
10/23 |
+0.33% |
+0.20% |
-0.42% |
週間 |
-0.43% |
-1.31% |
-6.50% |
先週は1週間通してマイナスとなり前週金曜日から6日連続下落で米国株投資を始めて以来の連続マイナス新記録を樹立しました。
指数はそれほど落ちてない分、体感的には9月の調整時よりも辛い1週間でした。
マイPFは6週振りにVOO、QQQに大きくアンダーパフォームし、年初来パフォーマンスは1週でQQQに抜き返されました。
年初来の騰落率はVOO+7.38%、QQQ+33.93%、マイPF+27.40%となっています。
ドル建て資産評価額は年初来253.84%に減りました。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇はFTCH+11.04%の1銘柄のみ、
下降はEXPI-22.38%、ZM-8.49%、TSLA-4.33%、AAPL-3.34%、VEEV-3.08%、TDOC-2.25%、MSFT-1.56%、SE-1.36%、PYPL-0.69%の9銘柄でした。
先週の新高値はZM、PYPL、VEEVの3銘柄でした。
・TSLAは水曜日引け後に決算発表をして5四半期連続黒字で売上・EPSともアナリスト予想を楽々上回る好決算でしたがそれほど株価は上がらず、金曜日の中国工場出荷分のリコール報道で下げて終わりました。
週間損益
米国株含み損益 |
-6122.04ドル |
米国株確定損益 |
+1782.99ドル |
日本株含み損益 |
-900円 |
iDeCo含み損益 |
-14,147円 |
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