超高利回りETFのZMLPを売却!
イノクロPFの中で最も古く、個別株投資を始める前からのETFの唯一の生き残りだったZMLPを投資方針見直しに伴い売却しました。
NISA枠で分配金(個別株では配当金)に米国課税分しか引かれないので、イノクロPFの配当利回りにとって大きな存在でした。
NISA枠も惜しいなと保有継続予定でしたが、投資効率がどう考えても悪いのと分配金入金でトータル損益がプラスになったタイミングで売却を決断しました。
ZMLPとは
ディレクション・ザックスMLP高配当(Direxion Zacks MLP High Income Shares)は米国籍のETF(上場投資信託)で、米国MLP25銘柄に分散投資してZacks MLP Indexに連動する投資成果を目指すというものです。
MLPはマスター・リミテッド・パートナーシップの略で、エネルギー・インフラ関連施設を対象とした不動産REITのような共同投資事業形態の一つです。
最大の特徴は現時点で年16.2%という高利回りと長期右肩下がりの基準価額です。
チャート的にも分配金利回り的にも底値近く見えないこともないですが、分配金が減額されれば更に下がり続ける可能性があります。
設定来5年程ですがチャートはこんな感じです。
1年ちょっと保有していて評価損益はマイナス、分配金含めたトータル損益はプラスという感じでした。
保有して良かった点はPF全体の配当利回りを底上げしてくれるという点と年間150ドル程の分配金収入でした。
ただし、昨年のような株式市場絶好調の1年で全く恩恵を受けれず、かと言って不況時のディフェンシブになるとも思えず、イノクロが初期に目指していた高配当株投資に疑問を持つキッカケともなりました。
これだけ高利回りなので、数年保有して極端に分配金が下がらなければ初期投資分を回収した後も分配金を受け取り続けることが不可能ではないと思っていましたが、投資方針の変更に伴い投資効率を考えて資金を他に向けたいと考えました。
ZMLP 101株
投資金額 1370.25ドル
売却金額 1238.23ドル
分配金額 162.72ドル
トータル損益 +30.70ドル
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