2020年2月4週目(暴落)の結果
先週の概況
先週の米国市場は週明けから新型コロナウイルスのパンデミック(世界的感染爆発)化懸念による世界的な経済停滞への影響や大統領選への不透明感により連日大幅続落となりました。
週末金曜日はFRBの利下げへの期待で大幅続落から引けにかけてだいぶ戻して終了しました。
米国株指数は史上最高値圈にあったことで週間での下落幅は史上最大となり、下落率としても2008年10月以来の水準となりました。
チャート的にはS&P500の200日線もあっさり下回ってしまい、調整というレベルを超えて暴落の雰囲気となっていますが金曜日には一旦底入れ的な下髭が出ました。
ただし、月足チャートを見るとまだ下がりそうな気もします。。
個人的にちょっと不思議に感じているのは、大抵こういう時は資金の逃げ足の速い中小型ハイテク株が多いナスダックがより下げそうなものですが、大型株が揃うダウやS&P500の下げの方がキツいことです。
インデックスが売られることにより時価総額の大きい銘柄の売り圧力が強いためか、中国を始めとした世界的な景気悪化を織り込んでグローバル企業が売られているからなのか、原因はよく分かりませんがウォッチしている中では中小型株の健闘が目立ちます。
S&P500の週間ヒートマップは鮮やかな赤に染まっています。
週末は利下げを意識した買い戻しがありましたが、米国で新型コロナウイルスによる初めての死者が出たことにより来週も売られる可能性はありますね。
イノクロPFの動向
先週は非常に無駄なあがきが多く反省すべき点がたくさんありました。
先々週末のPFのまま放置していた場合と比較したところ約378ドル余分に損失していて、まさに火に油を注いだ感じです。
特に200日線上でSPXL(ブル3倍ETF)を購入して翌日にロスカットが響いてます。
ヘッジ以外の目的でレバレッジ系に手を出さないというマイルールに違反するほど冷静さを欠いていたのかもしれません。
その他にも早過ぎる買いや長期保有目的銘柄の売却など狼狽売り買い的なものが多過ぎました。
こういった暴落の時には自信のある銘柄となんとなく保有している銘柄で握力の差がハッキリ出易いように思います。
ディフェンシブと配当を期待して保有していたものの下げがきつかったPPLとJNJを金曜日に売却し、少しだけ余力を作りました。
先々週末比でコアPFの大型株は軒並み激しく下落しましたが、サテライトPFの小型株は健闘しておりAYXとTDOCは上昇しました。
今週の取引
追加購入 AAPL 5株 294.00ドル
追加購入 V 10株 193.00ドル
追加購入 MA 5株 313.50ドル
追加購入 MA 5株 310.50ドル
新規購入 PYPL 5株 112.00ドル
新規購入 SPXL 25株 55.00ドル
売却 AAPL 4株 302.00ドル(確定損益 -64.23ドル)
売却 MSFT 20株 173.00ドル(確定損益 +342.12ドル)
売却 PFE 40株 34.50ドル(確定損益 -194.27ドル)
売却 CSCO 10株 43.755ドル(確定損益 -37.73ドル)
売却 PPL 20株 30.36ドル(確定損益 +14.74ドル)
売却 JNJ 13株 132.06ドル(確定損益 -66.42ドル)
売却 SPXL 25株 46.00ドル(確定損益 -237.50ドル)
銘柄数はちょうど10種に絞られていますが、セクターは更に偏っています。
左上がコアPF、右上がサテライトPF、左下がセクター別、右下がPF比率
狼狽記事はコチラ ↓↓↓
先週の対戦成績
S&P500 |
-11.49% |
マイ米国株PF |
-10.56% |
先週は日次では2勝3敗で前半ボロ負けでしたが、金曜日に逆転して余計な損失を出していながらなんとか勝ちました。
主力のアップル、ビザ、マスターカードがかなり売り込まれましたが、週末に少し明るい兆しが見えてきたような気がします。
まぁ、まだまだ全然分かりませんが。
S&P500と並んで年初来で大きくマイナス圏に沈んでいます。
今週の損益
株価の下落は10%強ですが、トータル損益の下落は62.5%でした。。
米国株含み損益 |
-3604.45ドル |
米国株確定損益 |
-243.29ドル |
日本株含み損益 |
-16,900円 |
投信含み損益 |
-28,924円 |
iDeCo含み損益 |
-40,047円 |
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