週間の概況
先週の米国市場は新型コロナワクチン接種が進んでいない国における感染拡大から世界経済の景気への影響を警戒して上値が重い展開でした。
22日にはバイデン政権による富裕層へのキャピタルゲイン増税の方針が伝わり一時的に下がりましたが、長期金利が落ち着いていることや決算シーズンへの期待から底堅い動きとなりました。
今週はテスラ、アップル、マイクロソフト等市場の流れを牽引するような大型決算が多数予定されています。
週間ではNYダウ-0.46%、S&P500-0.13%、ナスダック-0.25%と3指数共にやや軟調でした。
週間S&P500ではヘルスケアや資本財、生活必需品、不動産セクターは比較的堅調でしたが、ハイテク、一般消費財、エネルギーセクターはやや軟調でした。
週間トレード記録
先週は主に分かりやすい上昇トレンドの銘柄を買ってみました。
《購入銘柄》
⚪︎ビルダーズファーストソース(BLDR)
新規購入(4/19)100株 @50.00ドル
米国最大の住宅建築業界向けサプライヤーであり建築部材メーカーです。
住宅建設の強い需要が続いているため恩恵を受けています。
どこかで見た話によると今米国では新築戸建ては販売価格よりも高値で一瞬のうちに成約するほど需要が供給を上回っているようです。
米国の新築住宅販売件数の好調振りを見るとあり得る話かなぁと思いました。
高値で買ってすぐ少し下がりましたが、綺麗な上昇トレンドが続いているので下値不安は少ないと思います。
週足
⚪︎モデルナ(MRNA)
追加購入(4/19)10株 @160.00ドル(平均@160.29ドル×50)
先週に続いて少し買い増ししました。
BNTXの勢いが良過ぎて買ってすぐ利確しましたが、こちらは上昇の勢いが続く限りしばらく保有してみようと思っています。
2月高値を目指して順調に上がっています。
BNTXと比較するとやや過熱感は少ないです。
⚪︎オッペンハイマーホールディングス(OPY)
新規購入(4/20)100株 @45.40ドル
期間投資家向け米国の名門投資銀行です。
それ以上の情報がほとんど見当たらず、フォローしているアナリストも一人もいないようで出来高も少ないです。
なぜ株価が上昇しているかの理由も分かりませんが、指標的にはかなり割安なのでバリュー株として買われているのではないかと思います。
週足では過熱感あるチャートですがとりあえず上がり続ける限り持ってみようと思います。
週足
⚪︎レゾリュートフォレストプロダクツ(RFP)
新規購入(4/20)200株 @16.00ドル
追加購入(4/21)50株 @14.80ドル
追加購入(4/22)50株 @15.20ドル(平均@15.74ドル×300)
紙パルプ、紙、ティッシュ、木材製品の4つの主要事業を行っていますが、住宅建築需要による木材価格の高騰から木材製品部門が大きな恩恵を受けています。
ティッシュ部門はパンデミックでの需要から好調だったようです。
ただし、紙部門は企業のペーパーレス化で落ち込んでいるようです。
木材価格高騰の恩恵を受ける企業の一つとしてウォッチし始めたらいきなり出来高急増で急騰したのでとりあえず買ってみました。
急騰後も5日移動平均に沿って下値を切り上げています。
週足ではかなり過熱感のあるチャートですが出来高を伴って上昇中です。
⚪︎アムジェン(AMGN)
新規購入(4/22)15株 @257.50ドル
米国大手バイオ企業で昨夏に利確してから株価がほとんど上がってないので久々に少し買ってみました。
高収益高増配企業で昨夏まで1年以上保有していた馴染みある銘柄です。
出遅れヘルスケア株がようやく上がってきているのでそろそろ高値更新してもいい頃ではないかと思いますが。
⚪︎アップスタートホールディングス(UPST)
全株売却(4/19)50株 @98.77ドル -399.70ドル(-7.52%)
新規購入(4/23)30株 @107.67ドル
3度目の購入はロスカットになりましたが、懲りずに4度目の再購入しました。
割安ではありませんが、自動車ローン進出による売上成長率増加の期待感はあります。
50日移動平均を一時割ってからの反転で再上昇を期待しています。
《売却銘柄》
⚪︎ピンタレスト(PINS)
全株売却(4/19)50株 @73.11ドル -307.02ドル(-7.78%)
思惑外れて抵抗線を割ったので撤退しました。
50日移動平均の上に出るまで手を出しづらいです。
⚪︎ライフMD(LFMD)
新規購入(4/19)800株 @9.30ドル
全株売却(4/20)800株 @8.03ドル -1081.96ドル(-14.47%)
二度目のチャレンジも底値で大幅ロスカットです。
下げのスピードが早すぎてロスカットラインを大幅超過しました。
⚪︎テスラ(TSLA)
全株売却(4/20)10株 @728.00ドル +404.22ドル(+5.90%)
5日移動平均を割り込んだので一旦利確しました。
50日移動平均が上向きになったらまた入りたいと思います。
⚪︎オゾンホールディングス(OZON)
全株売却(4/20)50株 @58.77ドル -241.64ドル(-7.63%)
入ったタイミングが悪く上昇中での一時的な調整でロスカットとなってしまいました。
⚪︎グリーンヒルアンドカンパニー(GHL)
新規購入(4/20)200株 @19.00ドル
全株売却(4/21)200株 @18.15ドル -206.78ドル(-5.41%)
上昇チャートですが短期的にはややボラティリティがあり、こちらもタイミング悪く短期調整で振り落とされました。
⚪︎リジェネロン(REGN)
新規購入(4/22)8株 @500.80ドル
全株売却(4/23)8株 @488.00ドル -141.53ドル(-3.52%)
コロナ治療薬で一躍脚光を浴びましたがワクチンによる脱コロナを織り込んで大きく調整しようやく反発しましたが、週足でみた下降トレンドを抜けずに落ちたので一旦ロスカットです。
⚪︎バイオンテックス(BNTX)
新規購入(4/20)50株 @147.00ドル
一部売却(4/22)30株 @172.00ドル
全株売却(4/23)20株 @175.00ドル +1248.63ドル(+16.94%)
勢いに乗って短期で利幅が取れたので、過熱感を警戒して利確しました。
現時点のPF状況です。
週間パフォーマンス
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
4/19 |
-0.49% |
-0.92% |
-2.09% |
4/20 |
-0.73% |
-0.73% |
-3.59% |
4/21 |
+0.94% |
+0.86% |
+3.52% |
4/22 |
-0.92% |
-1.21% |
-0.42% |
4/23 |
+1.07% |
+1.26% |
+4.05% |
週間 |
-0.16% |
-0.76% |
+1.26% |
火曜日まで小型グロース株の大幅下落が続いていましたが、水曜日に大きく反発し、木曜日はバイデン税の影響でやや調整しましたが、金曜日は再び大きく反発しました。
小型グロースを底値でいくつか処分した途端にようやく反発しましたが、まだ小反発程度の銘柄も多くチャートが上向きになるまで手を出しづらいので、引き続き上昇トレンドの銘柄を中心にトレードしていきたいと思います。
とりあえず今週もマイナス確定と思っていただけに週末の上昇で3週振りにプラスで終わったのでホッとしました。
売却は利確2ロスカット5で、年初来通算は利確56ロスカット48、年初来確定益は26419ドルとなりました。
年初来の騰落率はVOO+11.45%、QQQ+8.19%、マイPF+27.86%となっています。
ドル建て資産評価額は年初来+27.86%となりました。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇はTIGR+9.18%、RFP+6.42%、OPY+6.16%、CPRX+5.18%、CSIQ+3.72%、BIDU+3.46%、UPST+2.61%、MRNA+1.65%、INMD+0.65%、AMGN+0.52%、MSFT+0.16%、AAPL+0.12%の12銘柄でした。
下降はBLDR-2.09%、EH-0.61%の2銘柄でした。
先週の新高値はINMD、MSFT、BLDRの3銘柄でした。
週間損益
米国株含み損益 |
+2032.24ドル |
米国株確定損益 |
-725.78ドル |
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