2021年9月4週目PF状況と9月パフォーマンス
週間の概況
先週の米国市場は長期金利が1.5%台まで上昇したことや米政府債務上限問題への懸念からハイテクグロース株を中心に幅広い銘柄が売られました。
金曜日にはメルクの経口薬の試験データが良好な結果となっているとのニュースからリオープニング銘柄を中心に反発して終わりました。
週間ではNYダウ-1.36%、S&P500-2.21%、ナスダック-3.26%、ラッセル2000-0.54%となりました。
週間S&P500では前週に続いてエネルギー・航空・銀行などは堅調でしたが、ハイテク・ヘルスケア・生活必需品他大半の銘柄が下落となりました。
週間PFの動き
《新規購入》
なし
《追加購入》
⚪︎アテアファーマシューティカルズ(AVIR)
追加購入(9/30)100株 @36.15ドル(平均@35.27ドル×150)
前週に続きCOVID-19抗ウイルス経口薬「AT-527」をロシュ社と共同で開発中の小型バイオ企業を買い増ししました。
前日下がっていたので安値で指値していたところわずかに刺さらず戻ってしまい、翌日いきなり直近高値をブレイクしてグングン上がっていってしまったので高値に飛びついて半分買い、落ちてきたところで半分買い増ししましたが引けにかけて更に戻され上髭で終わりました。
が、翌日メルクが開発中の経口薬「モルヌピラビル」のフェーズ3における暫定データが大きなニュースとなり、より評価の高いAT-527を開発中のこちらも出来高を伴う大幅高となりました。
ボラは大きそうですが時価総額2000億ドルの大型企業メルクとは比較にならない小型企業だけに、AT-527が承認された場合の業績に与えるインパクトは非常に大きいです。
現時点の時価総額はわずか35億ドル弱ですが、ウォール街が予想するAT-527のピークの売上は23億~40億ドルとしています。
日足
⚪︎パブメッド(PAVM)
追加購入(10/1)300株 @8.13ドル(平均@7.42ドル×800)
米国の医療装置・機器を開発している企業ですが、25MAあたりで下げ渋っていたので買い増ししました。
食道前ガンの診断検査ツールを扱う子会社Lucid Diagnosstics(予定ティッカー:LUCD)がナスダックへIPO申請を提出したことで上がっていましたが、地合いに押され戻ってきました。
材料は豊富なので地合いが好転すればまだまだ上昇していくものと期待しています。
日足
《売却銘柄》
⚪︎カナディアンソーラー(CSIQ)
全株売却(9/29)50株 @33.50ドル -1454.95ドル(-46.61%)
楽天アプリの操作ミスで誤ってNISAで購入したため我慢して持ち続けていましたが、時間と余力の無駄を感じ売却しました。
⚪︎S&P500ベア3倍ETF(SPXS)
一部売却(9/30)200株 @22.30ドル +125.89ドル(+2.92%)
とりあえず一部利確して購入余力に充てました。
⚪︎オラプレックスホールディングス(OLPX)
新規購入(9/30)100株 @25.36ドル
全株売却(10/1)100株 @23.75ドル -185.31ドル(-7.27%)
9/30にIPOしたヘアケア製品のメーカーで売上急成長+利益率も良さそうですが、ツイッター上での海外投資家の発信が全く見られず注目されないままズルズル下がりそうだったので一旦撤退しました。
現時点のPF状況です。
週間対戦結果
VOO |
QQQ |
マイPF |
|
9/27 |
-0.28% |
-0.80% |
-1.07% |
9/28 |
-2.00% |
-2.83% |
-2.02% |
9/29 |
-0.17% |
-0.16% |
+1.31% |
9/30 |
-1.27% |
-0.37% |
+0.90% |
10/1 |
+1.20% |
+0.62% |
-0.74% |
週間 |
-2.21% |
-3.52% |
-1.65% |
先週はナスダックとS&P500がそこそこ下がったのでSPXSが少しヘッジとなりました。
シクリカル株比率の高いラッセルはあまり下がらずTZAはほとんどヘッジの役割を果たしていません。
12銘柄中10%以上下落した3銘柄を含む8銘柄が大きく下がった割には比較的軽傷で済んでいるので、できるだけ減らさないようにという直近の目標は今のところまあまあ順調という感じです。
まだしばらくは不安定な相場が続く可能性を考慮して警戒モードはこのまま継続予定です。
売却は利確1ロスカット2、年初来通算は利確103ロスカット124となり、年初来確定益は17296ドルになりました。
年初来の騰落率はVOO+16.13%、QQQ+14.80%、マイPF+26.75%となりました。
現在保有銘柄の週間株価変動
上昇は
AVIR+30.71%、SPXS+6.43%、TMDX+4.18%、TZA+0.27%の4銘柄、
下降は、INMD-10.64%、EH-10.37%、PAVM-10.00%、UPST-8.88%、CELH-4.52%、MSFT-3.42%、BIDU-3.19%、AAPL-2.91%の8銘柄でした。
今週の新高値銘柄は0でした。
週間損益
米国株含み損益 |
-241.45ドル |
米国株確定損益 |
-1514.37ドル |
月間パフォーマンス
VOO |
QQQ |
マイPF |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
月間 |
年初来 |
月間 |
年初来 |
月間 |
年初来 |
|
1月 |
-1.02% |
-1.02% |
+0.26% |
+0.26% |
+39.66% |
+39.66% |
2月 |
+2.77% |
+1.72% |
-0.13% |
+0.13% |
+3.24% |
+44.19% |
3月 |
+4.21% |
+6.00% |
+1.59% |
+1.72% |
-8.55% |
+31.87% |
4月 |
+5.29% |
+11.60% |
+5.91% |
+7.73% |
-4.64% |
+25.75% |
5月 |
+0.67% |
+12.35% |
-1.20% |
+6.44% |
-7.28% |
+16.59% |
6月 |
+1.82% |
+14.39% |
+6.31% |
+13.15% |
+6.73% |
+24.43% |
7月 |
+2.54% |
+17.30% |
+2.70% |
+16.20% |
-6.69% |
+16.11% |
8月 |
+2.95% |
+20.76% |
+4.22% |
+21.10% |
+6.77% |
+23.97% |
9月 |
-4.98% |
+14.75% |
-5.79% |
+14.09% |
+3.01% |
+27.70% |
9月はかなり警戒していましたが、UPSTやINMDなどの主力銘柄が非常によく伸びてくれたこともありプラスで終わることができました。
指数的にはやはり今年一番の下落の月となっており、10月も引き続き警戒モードでいきたいと思っています。
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