久々のチャンス?下落相場キタ!
NYダウが1000ドル超下落!
昨晩の米国市場は主要3指数揃って3%以上とかなり久々の大幅下落となりました。
原因としては下記のような理由が主に伝えられています。
・先週末に引き続き新型コロナウイルスの影響による経済活動と企業業績への懸念
・株式市場からの資金逃避による金価格や米国債10年利回りの大幅上昇
・米大統領選における民主党候補者選びで株式市場にネガティブなサンダース上院議員が優勢なニュース
と、リスクオフの要因として色々言われていますが、個人的には1年以上大きな下落なく上がり続けて調整が必要なところにたまたま起きたこととして受け止めています。
ただし、バブル崩壊の始まりは後になってから理解できるものなのでしばらくは慎重に動きを見る必要もあるかと思っています。
下落相場での対処法
今回の調整がどれだけ続くか分かりませんが未来のことを見通すことは不可能なので、あらゆるケースを想定して自分が納得できると思える対応をすることが重要だと思います。
昨晩のような下落時に果敢に買い向かう方、とりあえず売却して様子を見る方、そして多くの方はホールドという状況かと思います。
対処法は投資スタイルや精神的・金銭的余力によっても様々なので難しいですが、債券や金などを含めた全天候型アセットアロケーションや配当のみを目的として投資されている場合はなにも考えずホールドで問題ないですね。
インデックスのみの場合もホールドがベストかと思います。
個別株やレバレッジ型の割合が多い方は場合によっては注意が必要かと思います。
イノクロの場合は8割を個別株、内7割をハイテクグロース株というかなり偏った強気相場向きのPFとなっています。
なので、こうした下落局面では指数以上の被弾を受けやすい反面、反転した時の戻りも早い傾向があります。
下落相場を楽しむ
昨日は米国市場先物が大幅に下がっていて、個別株の気配値も軒並み大幅下落の様子でした。
市場が始まるまで十分な時間があったので、S&P500の下値目処や個別株の買いポイントを整理したりと自分なりのストーリーを考えながら戦略を考えていました。
S&P500については先月末のような50日線の攻防は先週末でギリギリだったので次。
200日線まで行くにはまだかなりあるので保留。
ターゲットとして考えたのは、2018年末の安値から直近高値の78.6%となる3170ドル辺りです。
これは金曜終値から5%の下落となり、さすがに1日でそこまで落ちるほどのリスクオフはないと考えました。
そこでしばらくは下落とリバウンドを交えながら3170ドル又は接近してくる200日線と接する辺りを反発ポイントとして想定することにしました。
そう考えると慌てて買う必要はなく、PFの整理をしながらじっくり様子を見ようと思ってます。
ここを軽く割れてくるようだったら結構深刻な状況になり得るので、またストーリーを考え直さないといけないと思ってます。
逆に上がったとしても戻り高値更新までは上昇相場復活とはならないですね。
今回のような現状で一時的と思える下落相場では、このように勝手にストーリーを作って戦略を練りながら楽しむことも一つの方法かと思います。
上記はあくまで素人の妄想なので参考にはしないでください。
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