原油ダブルブルをロスカット！
原油が史上初のマイナス値？
昨夜の米国WTI原油先物市場で本日取引期限の5月物が史上初のマイナス価格となり、一時1バレル＝マイナス40ドル超、終値マイナス37.63ドルとなりました。
新型コロナウイルス対策による移動制限や経済活動の停滞により原油の大幅な需要減少から原油先物価格下落に歯止めがかからない状況でしたが、今回のマイナス価格は取引期限直前に保管料がかさむ現物を抱え込みたくない投機筋や生産者等の投げ売りによるものということです。
実際、6月物は前週末比4.60ドル安の1バレル＝20.43ドルで引けています。
ただし、石油需要減少による原油在庫の過剰状態が解消される見込みは現時点では不明であり当面原油価格の上昇は厳しそうです。
6月物も既に現時点で15ドル台に暴落してます。
一足早く原油ダブルブルをロスカット
新型コロナが終息すればいずれは上がるだろうという軽いノリで今月2日に2038NEXT NOTES日経・TCOM原油ダブル・ブルETNなるものを国内市場で500株（約16.8万円）購入して保有していましたが、昨日トータル8%強（1.5万円弱）の損失で撤退しました。
そして、昨夜のWTI原油大暴落を見ながらロスカットが遅れていたらと想像し冷汗もんでしたが、今日の下げがそれ程でもなかったので調べてみたら上記のような理由でした。
2038も当然さらに下がってますが、終値で5%弱と下落の2倍連動するダブルブルとしてはマイルドな下げでした。
他のWTI連動の原油ETFと比較して2038の下落が少ないのは、プラッツドバイ原油相場に連動しているためで既に経済活動再開している中国の需要が見込まれている部分があるようです。
それにしても3月以降の出来高の激増っぷりが凄いです。
いずれにせよ今回初めて原油に投資ならぬ投機してみましたが、商品先物の難しさを知り良い経験と勉強になりました。
まぁ、今回は少額で損失もたいしたことなかったですが、分からないものには下手に手出し無用ということですね。
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