2020年4月3週目の結果
先週の概況
先週の米国市場は新型コロナ感染者の新規感染者数が横ばいとなったことによる経済活動再開への期待やギリアド・サイエンシズの抗ウイルス治療薬レムデシビルの治験経過が良好との報道、先週に引き続き史上類をみないFRBの金融政策等により2週連続の上昇となりました。
主要3指数のうちNYダウとS&P500は2月最高値から3月23日底値の半値戻しを達成、ナスダックは61.8%戻しを達成となりました。
株式相場の格言的には半値戻しは全値戻しとなるパターンですが、原油が再度暴落し安値を更新していることやコロナの完全な終息が見えないうちは経済への影響が続くと思われることからいつ下落してもおかしくない状態といえます。
個人的にはピークから落ちてきてはいるものの依然VIX指数やボラティリティが高いことからベア相場を完全に脱してはいないのではないかと考えています。
とは言うものの相場は懐疑の中で育っていくと言われるので、市場に流れ込んでいる豊富な資金でコロナ終息後の景気回復まで織り込みこのまま200日線を超えるバブル相場になる可能性も0ではないかもしれません。
要はよく分からないのでポジションキープしつつも警戒態勢継続します。
週間S&P500ではハイテクやヘルスケアセクターの上昇が目立ち、金融セクターの下落が目立ちます。
米国株PFの動向
長期保有銘柄のコアPFは相変わらず売買なしでした。
サテライトPFではしばらく保有していたアトラシアン(TEAM)をロスカットした途端に上昇して軽く買値を超えていきました。。
その代わりに新型コロナウイルス治療薬を治験中のバイオ医薬品大手リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN)を新規購入、オンライン診療のテラドック(TDOC)を再購入し、いずれも上昇しました。
PF全体としては、先週上昇が目立ったハイテクのアップル(AAPL)とマイクロソフト(MSFT)、同じく上昇したヘルスケアのアッヴィ(ABBV)、アムジェン(AMGN)、リジェネロン(REGN)、テラドック(TDOC)、また下落が目立った金融Direxionデイリー米国金融株ベア3倍ETF(FAZ)が上昇しました。
しかし、金融セクターのビザ(V)、マスターカード(MA)、メイン・ストリート・キャピタル(MAIN)、エイリス・キャピタル(ARCC)が下落となりました。
先週の取引
新規購入 REGN @510.00ドル×2
新規購入 TDOC @165.00ドル×5
売却 TEAM @136.319ドル×10 -144.23ドル(-9.57%)
現時点のPF状況です。
先週の対戦成績
S&P500 |
マイPF |
|
4/13 |
-1.01% |
+0.17% |
4/14 |
+3.06% |
+3.11% |
4/15 |
-2.20% |
-1.74% |
4/16 |
+0.58% |
+0.45% |
4/17 |
+2.68% |
+0.14% |
週間 |
+3.04% |
+2.05% |
先週は前半3連勝で好調でしたが、金曜日に大きく差をつけられ2週連敗となりました。
反落を警戒したベアETFが上昇相場で足を引っ張りますが、まだしばらく様子見継続します。
先週の損益
米国株含み損益 |
+754.7ドル |
米国株確定損益 |
-143.32ドル |
日本株含み損益 |
-26,700円 |
iDeCo含み損益 |
-493円 |
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