2020年7月2週目の結果
週間の概況
先週の米国市場は一進一退しながら上昇しました。
NYダウ+0.96%、S&P500+1.76%、ナスダック+4.01%と主要3指数揃って上昇しましたが、一足先に史上最高値を更新したナスダックの強さが際立ちました。
週間S&P500ではGAFAMが揃って上昇した他、ハイテク・金融・一般消費財セクターに上昇が目立ちました。ヘルスケア・エネルギー・資本財セクターは軟調でした。
週間トレード記録
・ビザ(V)
売却 20株→10株 @195.064 +11.82ドル(+0.61%)
・マスターカード(MA)
売却 10株→5株 @300.39 -85.75ドル(-5.42%)
カード決済大手の両社の業績や収益力は間違いなく強固ですが、新型コロナの影響による旅行・観光・ショッピングといった主要なカード決済の縮小が当面続きそうなこと、日常的な決済手段としてペイパルやスクエアなど新興キャッシュレス系が台頭してきていることなどから両社の成長率の鈍化が継続する可能性が高まっていると考えて保有比率を半減しました。
ただし、両社ともに豊富なフリーキャッシュを利用した企業買収等によりネット決済にも力を入れてきており、今後再度成長力を加速させる可能性も十分あると考えています。
買い戻すか残り半分も売却するかは次回決算まで保留です。
・ニオ(NIO)
追加購入 平均@11.42ドル×60(平均@9.90×100)
・ニオ(NIO)
全数売却 @14.20ドル×100 +423.10ドル(+42.74%)
中国株の上昇やテスラの連れ高期待とチャート妙味で打診買いしたNIOですが、ポジティブニュースも出て勢いが出ていたので更に買い増し。終値ベースで+18.58%、+22.71%、+14.86%と急騰し、短期RSI97と買われ過ぎた4日目に高値+15.43%から下がり出したので利確。
しかし、週末に最高値更新でまだまだ元気なようです。
こういった短期で飛び乗り飛び降りも成功するといいですが、テスラ同様かなり急騰して投機的な動きになっているので深追いは怖いです。
ちなみに米個人投資家に大人気のロビンフッドというアプリで人気上昇率1位の銘柄になっています。
・アリババグループ(BABA)
新規購入 @236.00ドル×1
追加購入 @244.32ドル×4
追加購入 @246.85ドル×5
(平均@244.75ドル×10)
業績好調にも関わらず中国企業ということで同業のアマゾンと比較し随分と割安放置されていたアリババがようやく新高値をつけたので打診買い。V,MAの売却分で更に買い増し。こちらは実績、成長力ともにまだまだ期待できるので中長期保有で買い増していきたい銘柄です。営業CFマージンやFCFマージンが高く、EPSの上がり方も理想的で数値的にはアマゾンよりはるかに好みです。
・クラウドストライク(CRWD)
追加購入 @109.12ドル×3
追加購入 @106.98ドル×2
(平均@104.15×15)
新高値ブレイクしたので買い増し。
他のSaaS銘柄と比較して高い成長率を考えると上値余地はまだありそうですが、セキュリティは競合も多いので今後の決算が気になるところです。
・ファストリー(FSLY)
追加購入 @93.00ドル×2
追加購入 @94.60ドル×3
追加購入 @98.40ドル×5
(平均@88.20×20)
シティやバンカメなど相次ぎ投資判断格下げの中で買い増し、金曜日は利確とバンカメ格下げで大幅下落。一部ではアマゾン社内でのTikTokアプリ削除を要請する誤メールが配信されたことによりTikTokへサービスを提供しているファストリーも連想売りされたような噂もありますが真偽不明です。かなり急騰しているのでちょっと危険な香り。
・クラウドフレア(NET) 新規購入 @40.50ドル×20
新高値ブレイクで衝動的に試し買い。ファストリー同様のCDNとネットセキュリティー等を提供している会社です。売上成長率の実績はファストリーより高いです。
・リボンゴヘルス(LVGO) トレードなし
買い増ししようとした矢先に上方修正発表で暴騰してしまいました。
含み益が50%超えましたが、3月にロスカットした株価から400%超の上昇と考えると複雑ですw
株価が落ち着いたらまた買い増しを考えます。
保有中で上昇した銘柄は
高い順にLVGO+45.14%、BABA+16.73%、FSLY+12.31%、TDOC+9.62%、CRWD+8.74%、AAPL+5.37%、VEEV+5.01%、MSFT+3.59%、NOW+2.10%の9銘柄、
下降はMAIN-4.69%、AMGN-3.56%、MA-2.23%、ABBV-2.07%、V-1.59%の5銘柄でした。
今週の新高値銘柄はAAPL、MSFT、BABA、NOW、VEEV、TDOC、CRWD、LVGO、FSLY、NETの15銘柄中10銘柄でした。
現時点のPF状況です。
週間対戦結果
S&P500 |
マイPF |
|
7/6 |
+1.59% |
+1.77% |
7/7 |
-1.08% |
+0.13% |
7/8 |
+0.78% |
+2.42% |
7/9 |
-0.56% |
+0.66% |
7/10 |
+1.05% |
-0.48% |
週間 |
+1.76% |
+4.44% |
先週のS&P500との対戦成績は4勝1敗と連勝7でストップしましたが、週間では大幅にアウトパフォームしました。
ハイテクセクターが新高値連発の絶好調でしたが、金曜日は小型成長株を中心に利益確定売りで下落しました。
年初来の損益率はS&P500が-1.42%に対し、マイPF+9.26%とコロナ前高値を大きく上回りました。
多少追加投資しましたが、そろそろ決算シーズンに入るため余力多めにしています。
ドル建て資産評価額は年初来182.6%となっています。
週間損益
米国株含み損益 |
+1571.60ドル |
米国株確定損益 |
+349.17ドル |
日本株含み損益 |
-950円 |
iDeCo含み損益 |
+8,020円 |
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